総務相 独教育研究大臣と協力趣意書署名

5月11日、松本剛明総務大臣は、ドイツ連邦共和国のシュタルク・ヴァッツィンガー教育研究大臣とバイ会談(二国間会談)を実施し、総務省と独教育研究省の間で、ビヨンド5G/6Gや将来の通信技術に関する項目で協力趣意書に署名した。 ▽産学官における研究開発協力の推進▽グローバルな標準化活動における連携▽研究者の人材交流推進▽共同ワークショップの開催などで、協力趣意書に基づき、両国間の将来の通信技術に関する協力を一層推進する。 協力趣意書要旨は次の通り。 日本国総務省とドイツ連邦教育研究省(BMBF)は、相互の関心に即して、両国の間に存在するG7諸国や同志国としての友好関係に基づき、将来の通信技術分野における二国間関係や協力を拡大する意向がある。 両省は、将来の通信技術分野における相互協力の利点を認識し、将来の通信技術分野における両国の大学、研究所、研究センター及び民間セクター間の協力関係を構築することを目的として、ビヨンド5G/6G研究開発(R&D)の分野における技術・科学協力を支援・促進することを希望している。 総務省は、2021年3月に情報通信研究機構(NICT)において、要素技術の開発を主眼としたビヨンド5G研究開発促進事業を開始した。加えて、2023年3月に、社会実装や産業化の実現を目指す研究開発プロジェクトを主に支援する基金を設立した。(全文は5月15日付け5面に掲載)