関東総通局、「デジタルセミナー2023 in 群馬」を開催

 総務省関東総合通信局(新井孝雄局長)は、4月29日から30日まで高崎市で開催される「G7群馬高崎デジタル・技術大臣会合」の関連イベントとして、デジタル化の推進に向けた理解を深め、デジタル技術による地域課題の解決に向けた取り組みを推進するため、「デジタルセミナー2023 in 群馬」を3月13日にGメッセ群馬(高崎市)で開催した。オンライン配信も併せて行った。後援は群馬県、高崎市、G7群馬高崎デジタル・技術大臣会合開催推進協議会。菱田光洋総務省国際戦略局参事官が国内の情報通信政策や「G7群馬高崎デジタル・技術大臣会合」について講演した。このほか産学官の講師が地域ニーズに応じたデジタル基盤整備やデジタル実装に向けた取り組みについて講演した。 開催挨拶を新井孝雄関東総合通信局長が行い次のように述べた。 「地域のデジタルトランスフォーメーション(DX)に関して地域の理解を深めることで、デジタル技術を活用した社会課題の解決、地域の魅力向上を推進していくことを目的としている。『G7群馬高崎デジタル・技術大臣会合』においてのテーマと深く関係するものである。地方においては様々な社会課題が存在している。人口減少、少子高齢化、過疎化、産業の空洞化などあるが、そうした社会課題に直面している地域の課題解決にデジタル技術を活用していく。政府は、全国どこでも誰もが便利で快適に暮らせる社会を目指してデジタル田園都市国家構想を推進している。昨年12月には同構想の総合戦略が策定された。総務省では昨年3月にデジタル田園都市国家インフラ整備計画を策定した。これに基づき昨年6月に関東地域における地域協議会として、関東デジタル田園都市国家構想推進協議会を開催し、これには群馬県も参画いただいているが、この協議会を通してデジタル化の基盤整備とデジタル化の社会実装を〝クルマの両輪〟として推進しているところだ。関東総合通信局では地域の皆さまとともに地域の社会課題の解決や地域の魅力の向上に取り組んでいく」と述べた。(全文は3月17日付け1面に掲載)