関東総通局、九都県市防災訓練 中央会場で災害対策用映像伝送システム、
総務省関東総合通信局(高地圭輔局長)は、関東地方非常通信協議会及びエフエムさがみと連携して、神奈川県相模原市内で開催される「第44回九都県市合同防災訓練」の中央会場において、最新の災害対策用映像伝送システムをはじめ、臨時災害放送局用設備及び災害支援のための情報通信機器の展示・デモンストレーションを行う。日時は9月1日(金)午前9時から午後12時30分まで。会 場は相模総合補給廠一部返還地(相模原市中央区内)及び相模原スポーツ・レクリエーションパーク。 会場において、次の内容でブース出展する。 ①公共ブロードバンド移動通信システム(公共BB)の展示・デモ(実験試験局の運用):今年度導入された新たな移動通信システムを用いて実際に電波発射し、映像伝送のデモを実施する。被災地における被災状況把握に役立つ。公共ブロードバンド移動通信システムとは、VHF帯を使用した映像伝送などのデータ通信が可能な無線システムであり、持ち運びが可能で、周波数特性を活かして長距離での通信が可能だ。運用時間は午前9時から午後12時までの間で適宜。実施エリアは会場内。 ②臨時災害放送局用設備の展示・デモ(実験試験局の運用):エフエムさがみと共同で臨時災害放送局用設備を用いて実際に電波発射して、放送試験を実施する。周波数は77・1MHz。運用時間は午前9時から午後12時まで(予定)。聴取エリアの目安は会場内及びその周辺。また、試験の一環として、一般社団法人日本コミュニティ放送協会(JCBA)関東地区協議会の協力を得て、JCBAが運営する「JCBAインターネットサイマルラジオサイト」(https://www.jcbasimul.com/demo)でも同時配信する(あくまで試験の一環となるので、会場の通信環境により、配信が不調になる可能性がある)。(全文は8月30日付1面に掲載)
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