海上保安庁5年度予算
政府は令和5年度予算案を閣議決定したが、海上保安庁の令和5年度当初予算額は、前年度予算額1・09倍の2431億円強となった。これにより「海上保安体制強化に対する方針」に基づく体制の強化として、新安保戦略を踏まえた海上保安能力の強化、国民の安全・安心を守る業務基盤の充実、を柱に予算編成。巡視船・航空機等の大幅な増強整備などのハード面の取組に加え、新技術の積極的な活用や、警察、防衛省・自衛隊、外国海上保安機関等の国内外の関係機関との連携・協力の強化などのソフト面の取組も推進することにより、海上保安業務の遂行に必要な6つの能力(海上保安能力)を一層強化する。また、知床遊覧船事故を受けた、航空基地のヘリコプター増強や機動救難士がいない航空基地への機動救難士の配置を進めるなど、救助・救急体制の強化を図るとともに、治安・救難・防災業務の充実、海上交通の安全確保等の国民の安全・安心を確保するための業務基盤の充実や、防災・減災、国土強靭化の推進を図る。(全文は1月18日付けに掲載)
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