国交省航空局/無人航空機レベル4の第一種型式認定
国土交通省航空局は3月13日、ドローン等無人航空機の有人地帯(第三者上空)における補助者なし目視外飛行〝レベル4飛行〟に対応したACSL社(東京都江戸川区、鷲谷聡之社長)の国産産業用ドローン「PF2―CAT3」=写真=に対して、わが国で初めてとなる第一種型式認証を行った。今月中にも国内初のレベル4飛行が実現する。 航空法等の一部を改正する法律(令和3年法律第65号)による航空法(昭和27年法律第231号)の改正により、昨年12月5日から無人航空機の型式認証制度が開始されている。今般、改正後の航空法に基づき、無人航空機のレベル4飛行に対応した安全基準等への適合性の審査を行い、ACSL社の「PF2―CAT3」に対して第一種型式認定を行ったものである。 第一種型式認証を得た「PF2―CAT」は、機体寸法の外径174㍉㍍×1068㍉㍍(ローター先端を含む)、高さ601㍉㍍で、重量は機体5・5㌔㌘/バッテリー3・3㌔㌘、最大ペイロード1・0㌔㌘、最大離陸重量9・8㌔㌘、最高飛行速度10m/s(36km/h)、最大航続距離11・4㌔㌘。補助安全装置として日本化薬社製のパラシュート搭載。(全文は3月17日付け1面に掲載)
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