国交省/「電気通信技術ビジョン4」を策定
国土交通省は、光ファイバ・多重無線回線など自営の公共インフラ分野における電気通信技術について、今後5ヵ年(2023年~2027年)で推進する技術開発や技術導入の方向性を示す「電気通信ビジョン4」を策定した。同ビジョンに基づき、急速に発展する情報通信、センサ、AI等の技術進展を踏まえた新しい防災・減災や施設管理の高度化、環境・エネルギー対策に取組む。新たな価値を目指す重点分野として、①既存通信基盤の高度化等による多様な情報共有環境の実現②新たな無線技術等による災害時の広域的な情報収集手段の実現③人とAIの協働による新たな業務スタイルの確立④高速DXネットワークによる場所を選ばない仮想空間利用環境の構築⑤電気通信施設の省エネルギー化と未利用資源の最適利用による脱炭素化の推進の5点を挙げ、主な取組みに100Gbps統合ネットワーク基盤の強化/情報連携強化など国内有数の通信基盤を活用した次世代統合ネットワークの構築、等の3テーマ及びDX、GX関連テーマについて、技術開発を推進するとした。(全文は3月24日付け1面に掲載)
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