消防庁が多言語配信 弾道ミサイル発射等の国民保護情報

 2019年のラグビーワールドカップや2020年の東京オリンピック・パラリンピックの開催を控え、今後増加が見込まれる外国人に対しても、緊急事態発生時における情報を迅速かつ確実に伝達できるようにすることが求められている。 このため、消防庁では関係省庁と協力しながら、弾道ミサイル発射等の国民保護情報を、外国語で災害情報を提供するアプリ「Safety tips」を活用して多言語で配信を行えるようにしたと公表した。 消防庁において、弾道ミサイル発射等の国民保護情報を多言語に翻訳した。対応言語は日本語・英語・中国語(繁体)・中国語(簡体)・韓国語。その上で、今回、関係省庁と協力し、外国語で災害情報を提供する観光庁監修のアプリ「Safety tips」へ翻訳したものを搭載することにより、あらかじめ設定した言語で、ミサイル発射等に関する国民保護情報をプッシュ型で受け取ることができるようになった。 なお、情報を受信するためには、専用アプリを事前にダウンロードする必要がある。 緊急地震速報、特別警報等は、すでにこのアプリで多言語配信している。