関東総通局/「電波の日・情報通信月間」記念式典

総務省関東総合通信局(新井孝雄局長)と関東情報通信協力会(会長:吉村和幸KDDI取締役執行役員専務CTO技術統括本部長)は、6月1日(木)午前11時15分から東京都千代田区丸の内の東京會舘において、令和5年度「電波の日・情報通信月間」記念式典を挙行し、電波利用及び情報通信の発展に貢献した5個人・4団体を関東総合通信局長表彰、4個人を関東情報通信協力会長表彰した。なお、東京會舘内にて祝賀会も催され、「電波の日・情報通信月間」を祝った。新型コロナウイルス感染症拡大防止で中止していたが、4年ぶりの開催となった。           ◇ 電波の日は、昭和25年6月1日に電波法、放送法及び電波監理委員会設置法が施行され、それまで政府専掌であった電波の利用が広く国民に開放されたことを記念して制定されたもので、国民各層の電波の利用に関する知識の普及・向上を図るとともに、電波利用の発展に資することを目的に、表彰等を実施しているもので、記念式典は73回目を迎えた。 一方の「情報通信月間」は、昭和60年の情報通信の制度改革を機に、情報通信の普及・振興を図ることを目的として設けられ、5月15日から6月15日までの月間中には、豊かな生活を実現する情報通信について広く国民の理解と協力を求めるため、全国各地で記念式典、表彰及び講演会、セミナー等関連行事が開催されている。 記念式典では、冒頭、尾身朝子総務副大臣が「総務省は、昨年策定したデジタル田園都市国家インフラ整備計画を今年の4月末に改定し、その取組みを一層強化することにした。関東総合通信局では、この整備計画を着実に実施するため、自治体や通信事業者とともに関東デジタル田園都市構想推進協議会を開催し、インフラ整備に加え地域課題を解決するデジタル実装と地域のデジタル人材育成等に一体的に取組み、地域におけるDXを一層推進していく。(全文は6月9日付け1面に掲載)