脳情報通信に関する国際共同研究開発の第8回公募
国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)は、米国国立科学財団(NSF:National Science Foundation)との包括的協力覚書(MOU)に基づき、日米共同での脳情報通信に関する研究開発について、日本の研究機関に対する委託研究の公募を2017年度から実施している。これに伴い、第8回となる研究開発の提案をNSFと共同で募集する。
この研究開発は、CRCNSと呼ぶ国際(米国、ドイツ、フランス、イスラエル、日本、スペイン)共同研究フレームワークの下で実施するもの。本公募における研究開発体制は、米国の研究機関の参加が必須条件となり、日本と米国に加え、フランス、イスラエル、及びドイツ(予定)の研究機関を含めることが可能(スペインを含めることはできない)。
日米連携を軸とした国際共同研究に取り組むことで、脳情報通信の分野における研究開発力の強化や効率的な研究の推進を目指す。
研究開発課題は、国際共同研究プログラムに基づく日米連携による脳情報通信研究 (第8回)(課題番号240)
(Collaborative Research in Computational Neuroscience〈CRCNS〉-Innovative Approaches to Science and Engineering Research on Brain Function-)
次の二つの区分について、どちらかを選択して研究開発を行う。
【区分1】 Research Proposals【区分2】 Data Sharing Proposals
研究開発期間は、2025年度委託研究開始日(2025年9月頃を予定)から3年間を予定。研究開発予算は1件1年当たりの総額1千万円~2500万円(税込)。採択件数は最大3件。
公募期間は、2024年8月19日(月)~2024年11月15日(金)日本時間正午(必着)。
公募説明会(オンライン開催)は2024年9月18日(水)13:00~14:00。9月17日(火)正午までに、次のリンクのフォームで申し込む。
フォームアドレス: https://forms.office.com/r/vNasmDFKui
研究開発課題に関する詳細情報及び応募要領等の確認、応募書類のダウンロード、及び公募説明会の内容は、次のウェブページで確認できる。
https://www.nict.go.jp/collabo/commission/20240819kobo.html
この記事を書いた記者
- 主に行政と情報、通信関連の記事を担当しています。B級ホラーマニア。甘い物と辛い物が好き。あと酸っぱい物と塩辛い物も好きです。たまに苦い物も好みます。
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