ソースネクスト ゴルフ市場に参入「Birdie Talk」 

ソースネクストは6月20日、都内で対話型ゴルフAIデバイス「Birdie Talk(バーディ・トーク)」の新製品発表会見を開いた。
「Birdie Talk」は、ゴルフのラウンド中にプレーヤーが音声で質問すると、状況に応じた打ち方などのアドバイスや不調の対策、ルール、グリーンセンターまでの距離確認などを音声で回答する対話型ゴルフAIデバイス。6月20日から応援購入サービスサイト「Makuake」での販売が始まっており、製品の発送は8月末を予定している。本体端末価格は3万9600円(税込)。月額利用料は無料。

音声でアドバイスしてくれる

会見でソースネクストの小嶋智彰社長は「ゴルフは年齢や性別を問わず楽しめる生涯スポーツとして人気を集めており、国内でもプレイヤーが多い。その一方、新規に始めた人の7割が1年以内に辞めているデータもある。さらにプレイヤーの中で平均スコア100未満を達成する人は3割程度しかいないデータもある。打ちっぱなしやシミュレーションゴルフでは打てているのに、いざゴルフ場に出てみると自然環境にこてんぱんにやられ、あきらめてしまう人が非常に多い。そういう理由でやめてしまうのであれば、適切なアドバイスによって上達し、ラウンドが楽しめれば、よりゴルフを長く楽しめるのではないかと考え、この『Birdie Talk』の開発を決めた」と開発動機を説明した。
(写真:Birdie Talkは帽子やサンバイザーのツバに装着して使用する)
(全文は7月3日付け紙面に掲載)