au2018年春モデル7機種を発表 同社初となるファーウェイスマホも KDDI

 KDDIおよび沖縄セルラーは1月9日、都内で記者会見を開き2018年春モデルとして、auオリジナルのスマートフォン「Qua phone QZ」とタブレット「Qua tab QZ10・QZ8」、au初となるファーウェイ製のスマートフォン「HUAWEI nova2」やWi-Fiルーターなど計7機種を2018年1月下旬より順次発売すると発表した。 発売する7機種はauオリジナルの京セラ製スマートフォン「Qua phone QZ」、初心者向けの端末の「BASIO3」、タブレットの「Qua tab QZ10・QZ8」、ZTE製の子ども向けキッズケータイ「mamorino4」、ファーウェイ製のスマートフォン「HUAWEI nova2」、受信速度最大708Mbpsに対応したWi-Fiルーター「Speed WI-FI NEXT W05」。 他にも、昨年夏に発売した京セラ製スマートフォン「TORQUE G03」に新色のレッドも追加したほか、Quaシリーズではステージショナリーメーカーのデルフォックスの「Rollbahn」とコラボレーションしてカラーリングに合わせたオリジナルのフラップケースを発売、さらに発売を記念しau Wallet Marketサイトでオリジナルノートをプレゼントするキャンペーンも実施する。「BASIO3」では購入者向けに「auスマートサポート」の加入月の利用料金が無料になるキャンペーンや、「mamorino4」では基本使用料が月額500円(税別)となる「ジュニアケータイプラン」を同機発売と同時に提供すると発表している。 新製品について商品CS統括本部副統括本部長兼商品企画本部長の山田康久氏は「2018年のauのテーマは『笑おう』で、春モデルは家族ひとりひとりにぴったりなラインアップとなっている。今年も多くの笑顔が生まれるように、さまざまなサービス・商品を出していきたい」と語った。 製品概要は次の通り。▼「Que phone QZ」:割れにくく傷つきにくいガラス「Dragontrail X」にアクリルスクリーンを重ねることで、ガラス割れの起点となる傷からディスプレイを保護し、耐久性とデザイン性を両立している。手袋をつけたままでも触れる「グローブタッチ」にも対応。発売時期は2月下旬。▼「HUAWEI nova2」:約1200万画素と約800万画素のダブルレンズカメラ搭載によりワンタッチで2倍ズームが可能な、約5.0インチディスプレイに1.6㍉㍍の超狭額縁モデル。また、簡単な設定で立体感のあるサウンドを楽しめ、音響効果は3種類から選択可能の「3Dオーディオ」を搭載している。発売時期は1月下旬。▼「BASIO3」:スマホをいつもどおり使えない際、同梱されている「スマホの健康診断/かざして診断カード」に本体裏側のauマークをかざして解決することができ、スマホでできることや便利な活用方法などを分かりやすく紹介する「使いこなし動画」をプリインストールするなど、スマホ初心者にやさしい仕様となっている。発売時期は1月下旬。▼「mamorino4」:ディスプレイは約2.8インチで、タッチパネルでの操作も可能なキッズケータイ。声による操作が可能になっており、電話やSMSが利用可能となっている。防犯ブザーも搭載しており、ブザーを鳴らすと鳴動とともに音声発信と、居場所お知らせメールが送信される。発売時期は2月上旬。▼「Qua tab QZ10」:フルセグ・ワンセグの視聴に加え、外部メモリに最大約32時間分のフルセグ録画が可能。充電中に置時計やフォトフレームとして使える「Info Clock」機能を搭載しており部屋のインテリアとしても活躍できる10.1インチサイズのタブレット。簡単に料理のレシピ検索ができ、レシピを表示しながらマルチウィンドウでタイマーやYouTubeなどのアプリを仕様可能な「クックプラス」を搭載している。発売時期は2月下旬。▼「Que tab QZ8」:持ち運びやすい8インチサイズのタブレットで、QZ10と同じく「クックプラス」を搭載している。発売時期は1月下旬。▼「Speed WI-FI NEXT W05」:これまで利用していたWi-FiルーターのWi-Fi接続情報(SSID、暗号化モード、暗号化キー)を同機へそのままコピーが可能となっており、WI-FIルーターに接続していた機器側の設定変更が不要となっている。また、4×4MIMO 3CA(変調方式256QAM)に対応しており、上り通信速度は、ULCAと変調方式64QAMに対応し、2倍(37.5Mbps~75Mbps)に進化している。発売時期は1月下旬。