「新4K衛星放送」対応4Kチューナー発売 「ビエラリンク」にも対応 パナソニック

 パナソニックは、2018年12月1日よりスタートする「新4K衛星放送」に対応した4Kチューナー「TU―BUHD100」を10月中旬より発売開始すると発表した。 同機は同社薄型テレビ「ビエラ」シリーズと連動する「ビエラリンク」と対応しており、事前に設定をしておくことで4KビエラのON/OFFにあわせて同機の電源もON/OFFが切り替えることが行え、またチューナーの選局などの操作を4Kビエラのリモコンで行うことも可能。 FHD放送の約4倍の解像度(3840×2160)となる「新4K衛星放送」は、従来よりも表現可能な色が飛躍的に広がる「BT.2020」規格を採用しており、階調表現も従来の8bitから10bitに向上している。なお、「新4K衛星放送」を受信するにはBS4K/110度CS4KおよびBS/110度CSデジタル放送に対応した衛星アンテナおよび受信設備が必要となっており、アンテナや受信設備の工事を専門の工事業者に依頼する必要がある。 受信可能な放送はBS4K・110度CS4K放送/1、地上デジタル放送、CSデジタル・110度CSデジタル放送/1。接続端子は、アンテナ端子が地上デジタル入力端子、BS・110度CS―IF入力端子(アンテナ電源供給DV15V、最大4W)。HDMI出力が1系統(3840×2160/60p)、LAN端子が1系統。サイズは幅23・0㌢㍍×高さ4・4㌢㍍×13・7㌢㍍。重量は本体が約450㌘で、AVアダプターが約200㌘。主な同梱物はリモコン、ACアダプター、単4形乾電池×2、取扱説明書、保証書など。 価格はオープン価格だが、7月時点での市場想定価格は3万円台前半だが、市場推移を見て価格は変動する。月産台数は4000台。