au夏モデル7機種発表 クラウドサービスにフォトブック機能も追加
KDDIおよび沖縄セルラーは、auの夏モデルとしてスマートフォンおよびフィーチャーフォン7機種を5月中旬以降より順次発売すると発表した。 発売するのはスマートフォンがソニーの「Xperia XZ2 SOV37/XZ2 Premium SOV38」、シャープの「AQUOS R2 SHV42」、サムスンの「Galaxy S9 SCV38/S9+ SCV39」、HUAWEIの「HUAWEI P20 lite HWV32」、フィーチャーフォンが京セラの「かんたんケータイ KYF38」の計7機種。 発売時期は「Xperia XZ2 SOV37」が5月下旬、「Xperia XZ2 Premium SOV38」は5月下旬、「Galaxy S9 SCV38」および「Galaxy S9+ SCV38」は5月18日、「AQUOS R2 SHV42」および「HUAWEI P20 lite HWV32」は6月上旬、「かんたんケータイ KYF38」は7月下旬となっている。 「Xperia XZ2 Premium SOV37」はシリーズ初となるデュアルカメラを搭載しており、また同社独自の「Motion Eye Dualカメラシステム」により最高でISO5120での静止画撮影や最高ISO12800での動画撮影が可能となっている。また、4KHDRでの動画撮影も可能となっており、1秒間に960フレームまで描写可能なスーパースローモーション動画撮影はFHD画質に進化している。 ほかにも、4KHDR対応のディスプレイを搭載しており、コンテンツを4K画質に自動変換する「4Kアップスケーリング」や、ネットで見る標準規格(SDR)の動画をHDR相当に自動変換する「HDRアップコンバート」、ビデオやゲームの音などに合わせて本体が振動する「ダイナミックバイブレーションシステム」を搭載している。 「Xperia XZ2 SOV37」は、シリーズ初の18:9の縦長HDR対応ディスプレイを搭載しており、4KHDR動画撮影に対応したモデル。「XZ2 Premium SOV38」と同様にFHD画質でスーパースローモーション動画を撮影可能なほか、「ダイナミックバイブレーションシステム」や「HDRアップコンバート」などを搭載。ほかにも高速読み出しが可能なメモリー積載型イメージセンサーを搭載したことで、繊細な色調や被写体の動きを高精度に捉える「Motion Eye カメラシステム」を搭載している。 「AQUOS R2 SHV42」は、動画用の超広角カメラと静止画用のカメラ搭載しており、動画撮影中に静止画用のカメラで静止画を撮影することが可能。またAIが被写体や構図を判定して自動で動画撮影中に写真を撮影する「AIライブシャッター」を搭載している。 ディスプレイは6インチの狭額縁デザインEDEST fitを実現する「フリーフォームディスプレイ」を採用し、画質は高精細な映像描写が可能なWQHD+解像度。さらに従来モデル「AQUOS R」と比較して応答速度が25%向上した「ハイスピードIGZO液晶ディスプレイ」のため、なめらかな表示と操作が可能なほか、映画などで用いられるHDR映像方式の「Dolby Vision」や立体音響技術の「Dolby Atmos」を採用しており、次世代オーディオコーデック「Dolby AC―4」にも対応することからリアルな映像と没入感の高い音響を楽しむことが可能。 「Galaxy S9+ SCV38」は、F値1・5のレンズを搭載しており、周囲の明るさにあわせてF値1・5のレンズとF値2・4のレンズを自動で切り替えレンズの絞りを調整可能な「デュアルアパチャー」機能を搭載。また光学ズームとデュアル光学手ブレ補正により、夜景や遠い場所も鮮明なマクロ・ミクロ写真の撮影が可能。また、1秒間に960フレームのスーパースローモーション撮影も行える。 ベゼルレスの約6・2インチの有機ELディスプレイを搭載し、AKG監修のステレオスピーカーや立体音響の「Dolby Atmos」に対応していることから、コンテンツを高臨場感で楽しむことができる。 「Galaxy S9 SCV38」は「S9+ SCV39」と同様にスーパースローモーション撮影や「デュアルアパチャー」、「Dolby Atmos」などに対応しており、ディスプレイは約5・8インチの有機ELディスプレイを搭載している。 「HUAWEI P20 lite HWV32」は約5・8インチの高精細FHD+ディスプレイを採用し、メインカメラは約1600万画素と約200万画素のデュアルカメラを搭載し、サブカメラにも約1600万画素のカメラを搭載。一眼レフカメラのようなボケ味を再現で可能な「ポートレート撮影」や撮影後にフォーカス調整を行える「ワイドアパーチャ機能」を搭載している。 また、背面指紋センサーや約100分でフル充電可能な急速充電、顔認証によるロック機能なども搭載している。 「かんたんケータイ KYF38」は、従来モデルと同様の「でか文字」や「でか時計」といったインターフェースを採用している。また、付属の卓上ホルダーにスピーカーが搭載されており、充電時に同機を同ホルダーに設置することでスピーカーから着信を知らせる「おうちモード」やスピーカーフォンで通話を楽しめる「みんなde通話」機能を装備。IPX5/IPX8相当の防水、IP5X相当の防塵性能を持っていることから、安心して利用することも可能となっている。 発表会では新商品の発表のほか、スマートフォンのデータを自動でクラウドに保存して自動整理を行う「データお預かり」機能に、旅先やイベントでの思い出を記録できるフォトブック作成機能を7月より提供開始すると発表された。
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