パナソニックは〝脱録画機〟宣言 ブルーレイディスクレコーダーが大きくリニューアル
パナソニックは9月28日に都内で記者会見を開催し、デザインを一新したブルーレイディスクレコーダー「おうちクラウドDIGA(ディーガ)」シリーズ4機種を10月19日より発売すると発表するとともに、ホームネットワークシステム「スマ@ホーム システム」のHDペットカメラを12月13日より発売すると発表した。 ブラックを基調としていた従来モデルから、同モデルはインテリアに多く用いられているホワイト形の壁材や木目調の床材などにもマッチするホワイトを採用。横長のイメージの強いブルーレイレコーダーだが、同モデルは横幅が21・5㍉㍍になり、従来機と比べても約半分に縮小。 同機に保存した録画番組や音楽・動画などを、AndroidおよびiOS対応アプリ「どこでもディーガ」スマートフォンやタブレット端末で楽しむことができ、また外出先から録画予約や番組表のキーワード検索などにも対応する。アプリでは録画した番組以外にもリアルタイムに放送している番組の視聴も可能になっており、外出先でも番組の視聴が可能。通信状況によって画質や通信モードも自由に選べ、番組の持ち出し機能にも対応している。 また、Googleアシスタント内臓のスマートスピーカーにも対応しており、音声での番組・写真・動画の再生・表示や、視聴中の番組録画、番組名やジャンルで番組の自動再生、期間を指定した写真・撮影動画のスタイドショー再生、同シリーズにリッピングしたCD楽曲のシャッフル再生などを行える。 上位モデルの「UBZ2060」はUltra HDブルーレイに対応。さらに同社独自の4K対応エンジン「4Kリアルクロマプロセッサ」を搭載しており、Ultra HDブルーレイを再生する際にも鮮度が高く、自然な質感と立体感にあふれた4K映像を楽しめるほか、NetflixやAmazonプライムビデオ、dTV、ベルリン・フィル「デジタルコンサートホーr」の4K/HDRインターネット動画やアクトビラの4K動画の再生にも対応にも対応している。 価格はオープン価格だが、市場想定価格は「DMR―UBZ2060」が9万5000円前後(税別)、「DMR―BRG3060」が9万6000円前後(税別)、「DMR―BRT2060」が8万4000円前後(税別)、「DMR―BRT1060」が7万1000円前後(税別)となっている。 HDペットカメラは、カメラが30万画素から200万画素のFHDに進化し、首振り機能によって外出先からカメラを操作することもできる。操作範囲は左右360度、上下90度。 ほかにも、画像差分検知式の動作検知センサーと赤外線センサーの2種類のセンサーを搭載しており、ペットの動きをカメラが検知すると、その方向へ自動的に追従するので、動いているペットの様子を捉えることができる。さらに、カメラを外出モードに設定すると、自動追尾で捉えたペットの動きを自動で録画可能なため、普段見ることのできないペットの意外な姿も確認可能となる。 同機で録画した映像はスマートフォンで「おうちクラウドディーガ」に転送でき、お気に入りの動画をテレビの大画面で楽しめるほか、家族間で共有することもできる。 会見後には同社CMに出演する俳優の遠藤憲一氏が登場し、ブルーレイレコーダーとHDペットカメラについて様々な質問やトークが交わされた。 価格はオープン価格だが、市場想定価格は2万4000円前後(税別)。
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