〝さらなるストレスフリー〟への新料金プラン 「ウルトラギガモンスター+」など発表 ソフトバンク

 ソフトバンクは8月29日に都内で記者会見を開き、「ソフトバンク」の新料金サービスとして、「YouTube」や「LINE」といった対象となる動画サービスやSNSの通信料が無料となる「ウルトラギガモンスター+(プラス)」などを9月6日より開始すると発表した。 「ウルトラギガモンスター+」は、毎月50GBまで利用できるデータ容量に加えて、「YouTube」「AbemaTV」「TVer」「GYAO!」「Hulu」「LINE」「Instagram」「Facebook」の8つの動画配信サービス・SNSにかかる通信料が無料となるサービス。 さらに、「ギガ使い放題キャンペーン」と題して、8サービス以外のメールやインターネット、アプリといった、国内のデータ通信が「ウルトラギガモンスター+」のデータ容量を消費することなく使い放題となるキャンペーンも実施すると発表。対象は「ウルトラギガモンスター+」が適用されているユーザーに限られ、期間は9月6日から翌年4月7日まで。 料金は、単体料金が5980円(税別、以下同)で、通話基本プランを2年間契約すると合計7480円となるが、通話基本プランを2年契約した際に1年間割引となる「1年おトク割」や指定の固定通信サービスと契約することで利用料金が割引となる「おうち割 光セット」を併用することで、月額料金は5480円となる。 データ使用量の少ないユーザー向けの料金プランとして「ミニモンスター」も用意されており、毎月のデータ使用量に応じて4段階の定額料金が適用。各種割引を併用することで、同プランの月額料金は1GBまでが1980円で、2GBまでが3980円、5GBまでが5480円、50GBまでが6480円となる。 また、加入した家族の人数に応じて「ウルトラギガモンスター」の月額料金を割引きする「みんな家族割」は、「みんな家族割+」に名称を変更し、内容も改定。 従来は「ウルトラギガモンスター」加入者のみのサービスだったが、今後は「ミニモンスター」および「ウルトラギガモンスター+」に加入している家族も割引額の算出人数の対象となるため、4人家族以上の場合は、「ウルトラギガモンスター+」の月額料金は各種割引を併用すると3480円となる。 なお、スマ放題「通話定額プラン」およびスマ放題「通話定額ライトプラン」、「おてがるプラン」の新規契約時の申し込み受付や、契約中の料金プランを継続して利用ユーザーが新たに機種変更する際の「月月割」の提供などは、9月5日以降順次終了する。 記者会見に立った同社代表取締役副社長兼COOの榛葉淳氏は、同サービス導入の経緯について「スマホライフを楽しむお客様は、ギガの節約が習慣化しており、月末になるとフリーWi―Fiを探したりストリーミングを回避するなど、楽しみ方が制限されていると考えています」と話しており、同社契約者数の70%が一昨年からスターとしている大容量プラン「ギガモンスター」や「ウルトラギガモンスター」といった20GB以上のプランを選択しており、そのうちの90%のユーザーが満足をしていると説明。 榛葉氏は、ユーザーのスマートフォンの利用方法が変わりつつあるのと同時に、データの大容量化が加速度的に増加することから「当社は〝さらなるストレスフリー〟ということで、新たなサービスを提供させていただきます」と話している。 ほかにも、オンラインで利用可能なクーポンがもらえる「CYBER SUNDAY」を9月より実施すると発表。第1弾はユニクロのオンラインストアで3000円以上の買い物をすると、ヒートテック1枚分の990円が値引きとなるクーポンが発行される。 10月には「SUPER FRIDAY」のキャンペーンとして、サーティワン アイスクリームでレギュラーシングルコーンが1個もらえるクーポンが配信されるほか、同社とコラボレーションしたメニューとして「お父さん★スペシャル 秋 Collaboration with SoftBank」(洋なしタルト味)が10月1日から11月30日まで販売される(在庫なくなり次第終了)。 また、記者会見では新CMの発表会も開催され、CMに出演した樋口可南子さん、杉咲花さん、HIKAKINさんに加えて、CMには出演していないもののMC役として陣内智則さんがゴージャスな衣装で登場。 新CMは、今までの白戸家作品とは雰囲気が異なり、1920年代のオリエント急行をモチーフにした列車内で起きる事件の謎に迫るといった内容で、発表会ではキャストとMCによる、未来の自分がどうなっているのか、身近なところで起きたミステリーなどについてのトークが交わされた。