MSI、最新ゲーミングノートPC発表

 エムエスアイコンピュータージャパンは2021年1月28日(木)より、ハイスペックゲーミングノートPC最新モデルを発売する。最新GPU「NVIDIA GeForce RTX 30 シリーズ」とリフレッシュレート300Hzゲーミング液晶パネル、次世代無線LAN「Wi―Fi 6E」など最新機能を多数搭載し、eスポーツゲーマーや高い性能を求めるクリエイターにオススメだ。1月14日より各販売店にて順次予約を受け付けている。 1月13日に新製品発表会がオンラインで行われ、ノートPCの市場動向や今後の展望、発売の理由などを述べたのち、スペックが紹介された。最新ゲーミングノートPCシリーズのテーマは「アルティメットノート ―圧倒的性能をその手に―」。ハイエンドデスクトップPCに匹敵する高い処理性能を持つ第10世代インテル Core プロセッサーと最新GPU「NVIDIA GeForce RTX 30 シリーズ」を組み合せ、圧倒的な処理性能を実現。PCゲームだけでなく、動画編集や画像編集、ゲーム制作エンジンや3Dモデリングソフトなどクリエイティブ作業でもパワーを発揮し、あらゆるユーザーに大きな衝撃と進化をもたらす。また、ゲーミング液晶パネルを幅広い製品へ積極的に採用。豊富な拡張ポートを搭載し、ゲーミングキーボード・マウスや外付け液晶モニターなど、様々な周辺機器を接続できるだけでなく、高速な2・5ギガビット対応有線LANや次世代無線LAN「Wi―Fi 6E」を搭載し、より高速で安定した次世代のネットワーク環境構築も可能となっている。     ◇ 新製品発表会では冒頭、Felix HungノートPC営業部部長が同社の会社概要や国内でのビジネス展開について説明したあと、「MSIはゲーミングPCの印象が強いが、2018年から専用グラフィックス市場にも注力し始めた。テクノロジーの進歩により、デスクトップPCでしかできなかった動画編集やゲームなどの重い作業もノートPCでできるようになった。社内全体のノートPC市場で占める割合も毎年上昇している。 ゲーミングPCを扱うメーカーが増え、各社がハイエンド向けや高コストパフォーマンスモデルなど異なる戦略を採っている。MSIの戦略は、自社工場生産のメリットを生かし、ハイエンドモデルをいち早くエンドユーザーに提供すること。今後もハイエンドモデルに注力したい」と話した。 続いて、新井雅俊同社ノートPCプロダクト課課長が新製品を紹介。新製品発表会で披露されたのは、次の3シリーズ。 ①薄型ハイエンドモデル「GS66 Stealth」 ▽同シリーズは、薄さ19・8㍉㍍の薄型ボディに第10世代インテル Coreプロセッサーと「GeForce RTX 30シリーズ」を搭載。加えて、リフレッシュレート300Hzのハイエンドゲーミング液晶パネルを採用し、一般的なゲーミング液晶パネルより滑らかな映像表示が可能。また、次世代無線LAN「Wi―Fi 6E」や高耐久キーボードなど、様々なゲーミング機能を搭載。プロゲーマーが求める性能・機能、そしてモバイル性を備えたハイスペックゲーミングノートPCだ。 ②高性能ミドルクラスモデル「GP66 Leopard」 ▽性能・機能を厳選し、デザインの最適化を行うことでより幅広いユーザーに届けやすい価格を実現したモデル。ハイエンドデスクトップPCに匹敵する処理性能で、様々な用途に対応する。加えて、2モデル共にeスポーツで勝つための必須アイテムとなるゲーミング液晶パネルを搭載し、滑らかでスムーズな映像表示で様々なPCゲームを楽しむことが可能。高い性能をより手頃な価格で手に入れることができる高コストパフォーマンスなモデルとなっている。 ③高機能ハイエンドモデル「GE76 Raider」 ▽大迫力で美しく滑らかな映像表示が可能で、PCゲームだけでなく画像・動画編集やグラフィックデザインなど、様々な用途・コンテンツを快適に楽しむことができる。また、2・5ギガビット対応のゲーミング有線LAN「Killer Ethernet E3100X」や、新たに6GHz帯に対応した次世代無線LAN「Wi―Fi 6E」の他、高耐久ゲーミングキーボード、RGBライティング機能、高性能冷却機構などあらゆるゲーミング機能を網羅。全てを兼ね備えた同社ゲーミングノートPC最上位シリーズだ。     ◇ 発表会の最後にはサプライズとして、メソポタミア神話の母なる神であり、同社のロゴにも掲げられるドラゴンの起源ともされる「ティアマト」に着想を得た限定モデル「GE76 Raider DRAGON EDITON TIAMAT」が発表された。