Android Oneスマホなど7機種発表 「タダ学割」スタート ソフトバンク
ソフトバンクおよびウィルコム沖縄は、11月30日に都内で記者会見を開き、同社の「ワイモバイル」の2017-18冬春商戦向けの新商品として、「Android Oneスマートフォン」4機種をはじめとするタブレット端末など7機種を12月7日より順次発売、基本料金が最大4ヵ月無料になる小中高生が対象の「タダ学割」キャンペーンを12月1日より開始した。 「Android Oneスマートフォン」は、「Google アシスタント」「Googleフォト」「Googleマップ」や「YouTube」といった利用頻度の高いアプリを厳選して搭載しており、分かりやすく、シンプルな構成が特長。また発売から24ヵ月間に1回以上のAndroidOSのアップデートを実施するほか、セキュリティー機能は発売から3年間は自動アップデートで毎月提供される予定となっている。 「Android Oneスマートフォン」のラインアップとしては、HTCの「X2」、シャープの「S3」、京セラの「X3」「S4」の4機種が追加され、その他にもタブレットではレノボの「Lenovo TAB4」、ファーウェイの「MediaPad M3 Lite s」、フィーチャーホンでは京セラの「DIGNOケータイ2」が発売される。 また、小中高生を対象にした「タダ学割」キャンペーンを開催すると発表。データ容量が契約料金プランの2倍になる「データ容量2倍オプション」の月額料500円(税抜)を、次の機種変更まで無料となる「データ容量ずーっと2倍」特典や、12月中に新規契約または機種変更を行うと基本料金が最大4ヵ月無料になる(期間外だと3ヵ月)「基本料タダ」特典を行う。キャンペーン期間は12月1日から翌年の5月31日まで。 記者会見には同事業の新CMも発表会も開催され、出演者の斎藤工氏、桐谷美玲さん、にゃんこスターの二人が登場、CM制作中の裏話を披露した。途中には発表会に参加できなかった出川哲朗氏からのビデオメッセージも送られた。 同社執行役員兼プロダクト&マーケンティング統括Y!mobile事業推進本部本部長の寺尾洋幸氏は「新発売の7機種やキャンペーンは当社のブランドビジョン『インターネットの生み出す楽しさや便利さをみんなの手元に届けたい』に近づく中の一歩になる。引き続きご支援いただければ」と話している。またGoogle LLC Androidパートナープログラムディレクターのジョン・ゴールド氏は「ワイモバイルとのパートナーシップは7年を迎える。Googleのソフトウェア・HTC様や京セラ様などのハードウェア・ワイモバイルの通信環境やカスタマーサポートが三位一体となって、最高レベルのスマートフォン体験を提供する」と話した。 「Android Oneスマートフォン」4機種の主な特長と発売日は次の通り。 ▼「X2」:メイン・サブカメラの両方に有効画素数1600万画素のカメラを搭載し、肉眼に近い自然な色味のある撮影が可能。発売日は12月7日。 ▼「X3」:割れにくい高強度ディスプレーを採用したほか、指紋認証やFeliCa、ワンセグなど、便利な機能を搭載したスマートフォン。発売日は2018年1月下旬以降。 ▼「S3」:約5インチのフルHD「IGZO液晶ディスプレー」を搭載し、3日間以上の電池持ちを実現したスマートフォン。発売日は2018年1月中旬以降。 ▼「S4」:割れにくい高強度ディスプレーを採用し、防水・防塵に加え耐衝撃性能も搭載したスマートフォン。発売日は2018年2月上旬以降。 その他3機種の発売日は、「Lenovo TAB4」が2018年3月上旬、「MediaPad M3 Lite s」が2018年3月上旬、「DIGNOケータイ2」が12月7日となっている。
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