「Panasonic Design展」開催 パナソニック

 パナソニックは、来年に創業100周年を迎えるにあたり、同社がこれまで培ってきた家電製品や未来的なデザインのプロトタイプを展示する「Panasonic Design展」を11月1日から5日まで東京ミッドタウンで開催した。 展示会のテーマは、「Hands-on Innovation~これからの豊かなデザイン~」。家電、住空間、BtoBソリューションと同社のデザイン領域が広がる中で、同社は「くらしの現場で生活者と共に創りあげる姿勢を大切にすることと、人とモノ・コトの関係において手触り感のあるデザインを大切にしたいという思いを込めている」としており、デザイン戦略室長の中野二三康氏は「専業メーカーではなく、大きな領域をデザインしていることが当社の特徴。住空間や家電・車載など、それぞれの事業で我々の強みを出し、当社らしいデザインを創り出していきたい」と語った。 展示会では、京都の伝統工芸後継者のクリエイティブユニット「GO ON」と共同して開発した製品を展示する「Electronics Meets Crafts:」、高輝度・直進性・多色制御が特性の次世代の光デバイスとして注目される「レーザー」を使い展示する「WEAVING THE LIGHT」、東京の未来に焦点を当てて2030年の暮らしを描いた「Next Humanity」の3つの未来コンセプトと、過去に同社がデザインした製品に加えて、製品を紹介しているサイネージにスマートフォンをかざすと端末上で過去のCM映像を楽しめる「Panasonic Design History」を展示した。