画面占有率約91%のベゼルレスノートPC ノートPC・タブレット4機種発売 ファーウェイ

 ファーウェイ・ジャパンは5月10日に都内で記者会見を開き、画面占有率91%のノートPC「HUAWEI MateBook X Pro」や薄型でコンパクトなノートPC「HUAWEI MateBook D」、フラッグシップタブレットの「HUAWEI MediaPad M5/M5 Pro」を5月18日より順次発売開始すると発表した。 「HUAWEI MateBook X Pro」は13・9インチの色度域100%の10点同時タッチ対応3Kフルタッチディスプレイを搭載したノートPC。画面占有率は約91%と、没入感の高いディスプレイとなっている。CPUは第8世代インテルCoreプロセッサーを採用しており、上位モデルはインテルCore i7―8550Uプロセッサーを搭載している。 音響は筐体両側面にツイーター、サブウーハーを2基ずつ装備したことで、クリアな高音と豊かな低音を再現し、Dolby Atmosサウンド・システムも搭載。ベゼルレスの3Kディスプレイとあわせることで、より没入感の高い映像視聴が可能となっている。 ほかにも、スマートフォンで採用しているタッチボタン技術を応用したワンタッチ電源ボタンを搭載しており、電源オフ時からログインまでにかかる時間は約7・8秒。さらにディスプレイの上部によく位置していたWebカメラをキーボード上部に移動させ必要時にポップアップさせる形に変更したため、ディスプレイの画面占有率が上がるのと同時にプライバシー保護の向上に役立っている。 市場想定価格はi5搭載モデルが14万9800円(税別)でi7搭載の上位モデルが20万9800円(税別)となっており、発売日は6月15日。カラーはスペースグレーのみ。 「HUAWEI MateBook D」は、15・6インチのFHDディスプレイを搭載し、厚さは約16・9㍉㍍、本体重量約1・9㌔㌘の薄型モデルのノートPC。画面占有率は83%。 上位モデルには、NVIDIA GeForce MX150のGPUと、第8世代のインテルCore i7―8550UプロセッサーCPU、128GBのSSDと1TBのHDDのストレージを搭載していることから動画や画像編集、ゲームなども快適に楽しむことが可能となっている。 ほかにも両機種共通の特長として、Dolby Atmosサウンド・システムや、最大8・5時間連続使用可能な大容量バッテリー、約100万画素のWebカメラなどが搭載されている。 市場想定価格はi5搭載モデルが8万7800円(税別)、i7搭載の上位モデルは11万780円(税別)で、カラーはオーロラブルーとミスティックシルバーの2色がラインアップされている。 タブレット端末は、10・8インチの「HUAWEI Media Pad M5 Pro」(Wi―Fi専用モデル)と、8・4インチの「HUAWEI Media Pad M5」(LTE対応とWi―Fi対応の2モデル)の2機種。 音響には米国オーディオメーカーのハーマンによる音響チューニングと同社独自のサラウンドシステムとパワーアンプにより、パワフルで立体感のある音を再生することができる。また「M5 Pro」には4基、「M5」には2基の高出力スピーカーを搭載していることから、ヘッドホンを使用しなくても迫力あるサウンドを体験可能。また、ディスプレイは両機種ともに2560×1600のWQXGA解像度のIPSディスプレイを採用。タブレットでも高臨場感な動画コンテンツを楽しむこともできる。 また、CPUには同社の「Kirin960」オクタコアチップセットにAndroid8・0とEMUI8・0を搭載しており、高いパフォーマンスと省電力性を実現。GPU性能も強化されたことから、処理の重いゲームも大画面で楽しむことができる。 ほかにも、筐体に2・5D曲面ガラスを採用したことから手にフィットして持ちやすく、バッテリーは急速充電にも対応し「M5 Pro」では約2・9時間、「M5」では約1・9時間でフル充電が可能。「M5 Pro」には約1時間でフル充電が可能な4096段階の筆圧を感知する「HUAWEI M―Pen」が付属している。 市場想定価格は「M5 Pro」が5万4800円(税別)で、「M5」のLTEモデルが4万5800円(税別)、Wi―Fiモデルが3万7800円(税別)。カラーは「M5 Pro」がシャンペンゴールド、「M5」がスペースグレーとなっている。