「スマホプラン」の高速データ容量が倍に 初心者向けスマートフォンも発売 ソフトバンク
ソフトバンクおよびウィルコム沖縄は8月1日に都内で記者会見を開き、MVNOブランド「ワイモバイル」の料金プラン「スマホプラン」の高速データ通信容量を9月1日より2倍にすると発表、また同ブランド初となる京セラの初心者向けスマートフォン「かんたんスマホ」を8月9日より発売すると発表した。 会見には同社常務執行役員の寺尾洋幸氏が登壇。4年前に2014年にウィルコム・イーアクセス・ヤフーの3社で立ち上げたことに触れ、「発足から4年が経ちましたが、ブランドビジョンに掲げた『インターネットの生み出す楽しさ・便利さをみんなの手元に届けたい』の達成に向けてまだまだ課題は多い。達成に向けてこれからも事業を進めていきます」と話し、新サービスの「料金」「サービス」「プロダクト(商品)」の3点について説明を行った。 改定後のデータ容量は、スマホプランSは1GBから2GBに、スマホプランMでは3GBから6GBに、スマホプランLは7GBから14GBとなる。データ容量拡大に伴う月額料金の変更はない。 また、新規または機種変更で「スマホプラン」を契約したユーザーは「データ増量無料キャンペーン」が適用され、「データ増量オプション」の月額料金500円が2年間無料となり、スマホプランSは1GB、スマホプランMでは3GB、スマホプランLは7GB無料で追加されることから、実質3倍のデータ容量となる。 「かんたんスマホ」は、スマホの操作で困った際に、「インターネットがつながらない」や「着信音が鳴らない」「通話ができない」など、スマホ利用でよくある困りごとをワンタッチで解決する機能「押すだけサポート」を搭載。困りごとが解決しなかった場合は、同スマホ専用のカスタマーセンターに問い合わせられ、オペレーターもユーザーのスマートフォンの画面を見ながら説明を行うことから、分かりやすい説明を受けられる。 ホーム画面の文字は大きく、必要な機能やアプリを厳選して配置したシンプルな構成になっており、よく利用する連絡先を4件までホーム画面の下部に配置することですぐに電話をかけることも可能。電話・メール・ホーム画面への切り替え操作を行える専用のボタンも用意され、ワンタッチで音声検索機能が立ち上がる専用のサイドキーも装備している。 また、同機発売に合わせて60歳以上のユーザーが同機を購入した場合に他社製を含むスマートフォンや固定電話等への国内通話が無料になる「60歳以上通話ずーっと無料キャンペーン」を8月9日よりスタートしている。 ほかにも、同ブランドユーザーの85%が利用するヤフーポイントをデータ容量に変換するサービス「パケットマイレージ」のリニューアルを発表。AIで最適化して、今秋よりサービス開始となる。
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