「〝圧倒的ファンファースト〟であり続けたい mineoアプリやiPhone7の提供開始 ケイ・オプティコム
ケイ・オプティコムは1月18日に都内で事業説明会を開き、同社のMVNOブランド「mineo」のキャンペーンとして登録情報などの確認を行える「mineoアプリ」の配信や、iPhone7/7 Plusの取り扱いを開始することなどを発表した。 事業説明会では同社のモバイル事業戦略グループグループマネージャーの上田晃穂氏が登壇。自社回線数100万回線達成に向けカウンドダウンを開始したとし、業界内のシェアについても第3者機関の調査を取り上げて順調に拡大していると話した。MVNO市場の動向として、MVNO(SIMカード型)契約数が昨年9月末時点で1012万加入(MVNO比率6.7%)と普及拡大が続くと見込む一方で、関連企業の買収や破綻など淘汰の時代が訪れると予測。上田氏は「MVNO市場の優勝劣敗が始まり、生き残りをかけたサバイバルレースに突入する」と話し、「事業開始当初からの目標だった100万回線が見えてきましたが、その先を見据えて今後も勝ち残っていくために、オンリーワンな存在を目指していきたい。MVNOは単なる通信サービスではなくて生活に欠かせないライフライン。当サービスは圧倒的ファンファーストであり続けたいと思っています」と意気込んだ。 同社の強みとして、上田氏はコミュニティサイトの「マイネ王」や同社が開催しているユーザーとのオフ会といった「オンライン・オフラインの強力なコミュニティの存在がある」ことを挙げ「圧倒的ファンファーストを実現するためのエンジンだ」と強調。マイネ王のユーザー数は30万人を突破しており、全mineoユーザーの約4割がメンバーとなっている。また、低い解約率やNPSの高さ、紹介率の高さなど、他社との優位点をアピールした。 「圧倒的ファンファースト」へさらに邁進するためのキャンペーンとして、「mineoアプリ」(Android/iOS対応)のリリースや、「新端末の発売」などを発表。3月末にリリースが予定されている「mineoアプリ」は、マイネ王で評判を得ているユーザー間でパケット通信量の交換や共有を行えるパケットギフトやフリータンクといった機能のほか、使用する機能を4つまでカスタマイズできるメニュー画面などの機能がある。また、タイムライン上でメンテナンスやマイネ王の記事などの新着通知や、レーダー上で近くのmineoユーザーを検知することができる「mineoレーダー」といった機能を搭載している。上田氏は「mineoをもっと身近に感じていただけるアプリを開発しています」と話している。 「新機種の発売」については、2月15日より「iPhone7/7 Plus」、タブレットの「HUAWEI MedhiaPad M3 Lite」を発売すると発表。このほかにも、メーカーや機種名は明らかにしていないが、2万円台前半でスマートフォンを発売すると発表している。価格は一括払いで「iPhone7」が7万8000円(税別)、「7 Plus」が8万9400円(税別)、「HUAWEI MedhiaPad M3 Lite」が2万9400円(税別)となっている。 ほかにも、葵わかなさんが出演する新CMの発表や、新規化入社向けの割引キャンペーンとして、6ヵ月間月額料金が900円割引となるキャンペーン、対面型サポートサービス店のさらなる拡大と強化などを発表。また、マイネ王で飛び交った「ハッピーなキーワード」の総量を可視化したHAPPY METERの回数が100万回を突破するごとに桜を植樹する「mineo green project」を紹介した。 上田氏は「このような〝圧倒的ファンファースト〟のさらなる追求で『だからススメたくなる。mineo』を実現すべく、進化を続けて行きたいと考えております」と話している。
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