国内最大の放送機器展「Inter BEE 2023」開幕

国内最大の放送機器展「Inter BEE 2023」が15日、幕張メッセ(千葉市美浜区)で開幕した。17日まで開かれている。主催は一般社団法人電子情報技術産業会(JEITA)、運営は一般社団法人日本エレクトロニクスショー協会。
Inter BEEは、日本最大級のメディア総合イベントとして業界関係者に広く認知されており、プロオーディオ、映像、放送、通信、プロライティング、配信に関連するプロフェッショナルはもとより、映像・メディア業界の技術者・クリエイター・ステークホルダーが一堂に会するイベント。放送メディアの発展と共に歩み続け、今回で59回目の開催となったInter BEEは、「コンテンツ」を中核とし、コンテンツを「つくる(制作)」、「おくる(伝送)」、「うける(体験)」の3つの技術要素を網羅した、メディアとエンターテインメントのビジネス空間を提供している。
アフターコロナ時代におけるメディア産業の新たなユーザエクスペリエンスを提示する展示会として、技術要素を網羅した「メディア総合イベント」に変容することを目指した。
今回の開催規模は出展者数1005社/団体、出展小間数1704小間のホール1~6(計6ホール)を使用している。展示は「プロオーディオ部門」、「エンターテインメント/ライティング部門」、「映像制作/放送関連機材部門」、「メディア・ソリューション部門」の4部門にて構成されている。
今回は昨年に引き続き制約のない状態で開催され、初日から各社のブースには、多くの来場者が立ち寄る姿が見られた。

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田畑広実
元「日本工業新聞」産業部記者。主な担当は情報通信、ケーブルテレビ。鉄道オタク。長野県上田市出身。