衛星放送協会 定時社員総会 新会長に滝山正夫氏が就任

 一般社団法人衛星放送協会は6月10日、都内で第14回定時社員総会を開催。総会後の記者会見で新たに会長に就任した滝山正夫氏(AXNテインメント執行役員会長)が今後の方針や抱負を語った。
 滝山会長は衛星放送を取り巻く状況について「昨年11月、衛星基幹放送の4K右旋帯域で新たに3社が認定された。また、同時期に総務省が主催する『デジタル時代における放送制度の在り方に関する検討会』の中に『衛星放送ワーキンググループ』が新たに立ち上がった。ここでは、『衛星放送に係るインフラコストの低減』『左旋の空き帯域の有効活用/右旋帯域の有効活用』『持続可能な衛星放送の将来像』をテーマに検討が進められており、当協会も関係団体オブザーバーの立場で参加している。中でも協会が長年取り組んできたインフラコストの低減については、事業者負担の低減につながり、経営資源をコンテンツ制作や調達への投資として使えるため、ワーキンググループでの議論を特に注視している」と報告した。
(左から:井川泉専務理事、長谷一郎副会長、滝山正夫会長、下川孝典副会長)
(全文は6月19日付けに掲載)