民放連 遠藤会長 会見 「民間放送の価値を最大限に高め、社会に伝える施策」発表
一般社団法人日本民間放送連盟(民放連、東京都千代田区、遠藤龍之介会長〈フジテレビジョン 副会長〉)は9月19日、定例会見を民放連地下ホールで開いた。
民放連は同日、第2期「民間放送の価値を最大限に高め、社会に伝える施策」を発表。本施策は、2024~25年度の2年間に民放連が取り組むべき事項をまとめたもので「人権を尊重し、社会的責任を自覚した事業展開のための取り組み」「デジタル社会の深化への対応」「放送広告の価値の再浸透」「ローカル局、ラジオ局の経営課題の研究と業務支援の取り組み」の4本柱と26項目から構成されている。
遠藤龍之介会長=写真=は「放送を取り巻く事業環境は大きく変化し続けており、デジタル社会が偽・誤情報をはじめとする多くの課題を抱えるなか、信頼できる情報を発信する民間放送の社会的責任はかつてなく重くなっている。民間放送は多様な人々の人権が尊重され、安心して暮らせる社会を作り出すことに貢献していかなければならない」とし、「基本的な精神は、2022~23年度に発表した第1期から変わっていないが、この2年の間でクローズアップされた『人権』を加えた。また、放送広告の価値が『ブランドセーフティ』などに焦点があたることで言われるようになったことも、新しい点だ。これから2年間、民放連の各専門委員会で力を合わせて具体化を進めていく」と今後への決意を示した。
(全文は10月2日付けに掲載)
この記事を書いた記者
- テレビ・ラジオの番組および会見記事、デジタル家電(オーディオ、PC、カメラ等)、アマチュア無線を担当
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