TOKYO NODE LAB、3D映像データセットを開発・提供 生成AIの学習への活用等を想定

森ビル(東京都港区、辻 慎吾社長)とバスキュール(東京都港区、朴正義代表取締役)、Visual Bank(東京都渋谷区、永井 真之代表取締役CEO)は、3社が参画する虎ノ門ヒルズの情報発信拠点「TOKYO NODE」の研究開発チーム「TOKYO NODE LAB」が運営する「VOLUMETRIC VIDEO STUDIO」を開発拠点とし、生成AIの学習への活用等を想定した3D映像データセットの開発・提供サービスを開始したと発表した。
「TOKYO NODE LAB」は時間と空間を丸ごと撮影して3Dデータ化するボリュメトリックビデオ撮影が可能な 「VOLUMETRIC VIDEO STUDIO」を運営している。同サービスでは、同スタジオをAI学習用の3D映像データの開発拠点として活用、ボリュメトリックビデオ技術で作成した3D映像データを学習用データセットとして商品化し、Visual Bankのサービス『Qlean Dataset 3D(キュリンデータセット・スリーディー)』を通じてAIの研究・開発現場に提供する。
同サービスは、TOKYO NODE LABが運営するVOLUMETRIC VIDEO STUDIOをAI学習用の3Dデータの開発拠点として活用し、Visual BankのAI学習用データセット開発サービス『Qlean Dataset(キュリンデータセット)』を通じて3D映像データセットを開発・提供するもの。
Visual Bankは開発した3D映像データセットの販売や、お客様のニーズに応じてオーダーメイドで3D映像データを開発するサービス『Qlean Dataset 3D』を新たに開始する。同サービスの開発拠点となるTOKYO NODE LABでは、3DデータセットによるAI開発により「新しい都市体験」の創出を加速することを目指している。
(全文は11月25日号3面に掲載)

この記事を書いた記者

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成澤誠
放送技術を中心に、ICTなども担当。以前は半導体系記者。なんちゃってキャンプが趣味で、競馬はたしなみ程度。