アストロデザイン 新8Kカムコーダー「AA―4814―B」投入

 アストロデザイン(東京都大田区、鈴木茂昭社長)は、シャープ製8K カムコーダー「8C―B60A」 を改良した新しい8K カムコーダー「AA―4814―B」 を発売すると発表した。 2017年、アストロデザインの技術協力によりシャープ製カムコーダー8C―B60A が発表された。新しい8KカムコーダーAA―4814―Bは、8K60p映像の撮影・収録・再生・ライン出力といった従来機種の基本機能を継承しながら、現場からのヒアリングを通じて得た要望を反映し、画質や操作性を改善させたモデル。8Kコンテンツ制作、8Kライブ配信・中継等のあらゆる場面において、さらに高品質な 8K 映像制作を実現するという。 AA―4814―Bの主な特徴は以下の通り。 ▽3300万画素 スーパー35mm相当 単板 CMOS イメージセンサー搭載 ▽Grass Valley HQX Codec を採用し、8K 60p YCBCR 4:2:2 10bit リアルタイム収録を実現 ▽収録と同時に8Kまたは4K60pの非圧縮映像を出力 ▽映像収録の圧縮率を上げることで、長時間収録(同社従来比、最大 2 倍)と 8K ワークフローの改善を実現。素材転送や編集機への負荷を大幅に削減。8K60p を 1/14 圧縮設定の場合、専用 SSD パック MM-210-1(4Tbyte)に最大160分収録が可能 ▽ハード・ソフトによる画質改善機能を追加し、よりよい高精細映像の撮影を実現 ▽カメラ側面と正面のパネルを変更し、ユーザーインターフェースを改良。ボタン配置の見直しにより、操作性を改善 AA―4814―Bの発売日は2020年10 月。 価格はオープン。なお、アストロデザインが販売した 8C-B60A は有償アップデートに対応する。