JCOM 2022年度経営方針説明会開催

 JCOM(J:COM)は7月25日、2022年度経営方針説明会を開催した。会見には4月1日付けで代表取締役社長に就任した岩木陽一氏と、6月29日付けで代表取締役会長に就任した芳賀敏氏が登壇した。 芳賀氏は「JCOMはこれまで共同CEO体制をとってきたが、本年度より、経営会議を執行の意思の最高決定機関としつつ、会長と社長の権限を縦に明確にする。ステイクホルダーの皆様に分かりやすい体制とし、機動性と柔軟性を持ったスピード経営を目指す。社長、会長共々、執行の立場にあり、経営課題については日常より議論をしている。その合意に基づき、会長はより中長期視点で執行と経営に関わり、社長はより日常業務に関わる形となる」と報告した。 J:COMが発表した2021年度の連結決算は、売上高が前年同期比1・6%増の7981億円、EBITDAが同0・3%増の2348億円、営業利益が同2・4%減の1095億円、純利益が同4・2%増の700億円だった。岩木社長は減益の理由を「設備投資がピークを迎えつつあり、その関係で減価償却費がかなり大きくなったため」と説明した。(全文は8月12日付けに掲載)