
民放連 新会長にテレビ朝日代表取締役の早河洋氏
一般社団法人日本民間放送連盟(民放連、東京都千代田区)は25日、会長推薦委員会を開き、テレビ朝日代表取締役の早河洋氏(81)を次期会長の候補者として選定したと発表した。
早河氏は5月22日に開催される2025年度民放連第1回臨時総会で理事に選任され、その後、同日に開催する理事会で会長に選定される予定。任期は2026年6月開催の定時総会終結時(前任者の任期満了時)まで。
前会長の遠藤龍之介氏(前フジテレ副会長)はフジテレビの事案を受け、4月2日付で辞任しており、現在は堀木卓也専務理事が会長を代行している。
早河氏は1967年4月に日本教育テレビ(現:テレビ朝日ホールディングス)に入社し、編成局長、報道局長を歴任。2009年6月に同社代表取締役社長に就いた後、2014年6月からテレビ朝日代表取締役会長を務めている。民放連では、2010年4月から2016年6月まで理事および副会長を務めたほか、2012年11月から2014年1月まで第61回民放大会委員会委員長を務めた。
「強力なリーダーシップを発揮いただける方」
会長推薦委員会の議長・檜原麻希(ニッポン放送社長)氏は以下の談話を発表した。
「民間放送各社は、信頼できる情報と健全な娯楽を伝える使命・役割を再確認しつつ、メディア環境の激変に対応すべく事業構造の変革を進めています。一方、フジテレビの事案を契機に、民間放送全体の人権意識やコンプライアンスを疑問視する声が、視聴者・リスナーやステークホルダーの間で高まっています。会長推薦委員会は、早河氏がもつ放送界に関する知見、経験、実績は極めて貴重であり、諸課題への取り組みにおいて強力なリーダーシップを発揮いただける方として適任であると考え、全会一致で早河氏を次期会長候補に推薦することといたしました」
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