6月1日(木)~4日(日)開催 NHK放送技術研究所長 今井 亨に聞く
NHK放送技術研究所(技研)では、最新の研究成果を一般に公開する「技研公開2023」を6月26日(木)~6月4日(日)までの4日間、技研(東京都世田谷区)で開催する。 新型コロナウイルス感染症の感染拡大により、2020年は開催が中止。2021年はオンライン開催とない、2022年は3年ぶりにリアル開催された。ただし、2022年は来場者の密を避けるために入場を完全事前予約制とし、展示件数を例年の半分程度に絞って配置に余裕を持たせるなど、感染対策を十分に行った上での開催となった。今年は4年ぶりに事前予約なしに誰でもみることができるリアル開催として実施される。 今年のテーマは「メディアを支え、未来を創る」。技研では目指す目標と方向性を“Future Vision 2030―2040”として公表。このビジョンの実現に向け、これまでのテレビの枠を超えた新しい体験・感動の提供を目指した「イマーシブメディア」と、いつでも・どこでも・誰もが必要とするサービスを届けるための「ユニバーサルサービス」、そして基礎研究により未来のメディアを創造し持続可能な社会にも貢献する「フロンティアサイエンス」を3つの重点分野として、研究開発に取り組んでいる。今年の技研公開では、多様な伝送路や視聴端末に対応する技術、アクセシビリティーを高める技術、イマーシブコンテンツの制作技術、AI活用技術や撮像・表示技術の基礎研究などが紹介される。 NHK放送技術研究所長 の今井亨氏に、技研公開のテーマ・コンセプト、今年の特徴や見どころなどを聞いた。(全文は6月1日付け2面に掲載)
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