民放連、遠藤会長が今年初の会見

 一般社団法人日本民間放送連盟(民放連、遠藤龍之介会長=フジテレビジョン取締役副会長)は1月25日、今年初の会長定例会見を都内で開いた。 登壇した遠藤会長は、「これまで放送に参加する事業者は限定的だったが、近年はネット配信の台頭により、外資を中心とするコンペティターが増えた印象を強く持っている。放送も大きな自由化の波にさらされている。GAFAをはじめとするネット企業は我々にとって脅威の一つだが、昨年後半以降、これらの企業もリストラや従来事業の廃止、ビジネスモデルの変更を行い、曲がり角に差し掛かっているようにみえる。SVODを中心にプレイヤーの数が市場規模に対して多すぎる状態だ。昨年、放送業界ではPUTの低下が指摘されたが、強かったはずのネット企業でもこうしたことが起き、過当競争での消耗戦が起きている」と動画配信事業を取り巻く現状を分析し、…(全文は2月15日付に掲載)