TBSグループが世界初「水素中継車」を導入
2021年4月に12社が結集し、誕生した総合プロダクション「TBSアクト」。同社は、TBSグループの一員として、番組制作・中継・美術・CG等を担っている。TBSグループでは現在、脱炭素社会の実現を目指す様々な取り組みを行っており、その一環としてTBSアクトは、水素を使って発電する燃料電池中継車(水素中継車)「HR―ZERO」の開発において中心的役割を果たした。走行時にCO2を排出しない世界初の水素中継車は、TBSのSDGsプロジェクトにちなみ「地球を笑顔にするくるま」のニックネームが付けられ、今年の元日に行われたニューイヤー駅伝でデビューを果たした。ここでは、「HR―ZERO」の立ち上げに携わり、同車運用の際に中心メンバーとして活躍しているTBSアクト プロダクション本部 映像センター 映像技術部副部長の高橋和同氏に、開発までの道のりやこれまでの運用実績、今後の課題等を聞いた。(全文は7月3日付け5面に掲載)
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