JCTA 第51回定時総会を開催
一般社団法人日本ケーブルテレビ連盟(JCTA、東京都中央区、渡辺克也理事長)は、6月14日に東京商工会議所・渋沢ホール(東京都千代田区)で、第51回定時総会を開催した。 開会後、渡辺理事長が次のように挨拶した。 「新型コロナウイルス感染症も今年の5月から5類に区分されてひとつの節目を迎えた。3年にわたり縮小して開催していた本総会も今年は直接会場で皆さまにお会いすることができてうれしい限りだ。2年前、皆さまのご経験、ご知見を賜り2030ケーブルビジョンを策定、発表させていただいた。この2年間、2030ケーブルビジョンを実現するためにはなにをすべきか、どう取り組むかそのための〝処方箋〟策定に向けて積極的に対応いただいたところだ。特に受け身ということではなく、むしろアクティブな能動的な視点から取り組みをいただいた。また多大な成果を生むことができた」と述べた。 続いて「さて人々の動きや社会活動はコロナ禍以前に戻りつつある。しかしながらコロナ前に戻れなくなったものもある。例えば生活スタイル、ビジネススタイルはコロナ前の形に戻ることはたぶん無いと思う。テレワークはコロナ禍以前ではいわば例外的なワークスタイルであったが今や多くの人が当たり前のように在宅で仕事をしている状況になっている。また遠隔医療、リモート教育、ネットショッピング、さらには行政の手続きも家にいてできるようになりつつある。まさに移動しなくてよい社会が現実的になりつつあると思う。このことが意味するのはこれからの社会、情報通信インフラがなければ何もできなくなる社会になるということかと思う。(全文は6月21日付け1面に掲載)
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