ソニー、「映像ソリューション内見会2023」

ソニーおよびソニーマーケティングはこのほど、放送局・プロダクションなどの業務用機器のユーザーへ向けた展示会「映像ソリューション内見会2023」を開催した。 プレス向けにも公開されたが、合わせてソニーのメディアソリューション事業の説明会も行われた。ソニーマーケティング B2Bプロダクツ&ソシューション本部 B2Bビジネス 統括部長の小貝肇氏が同ビジネスの全体的な状況を説明した。 ソニーのパーパス(存在意義)というのはクリエイティビティとテクノロジーの力で世界を感動的で満たすとなっている。その中でエンターテインメント事業領域においては、クリエイターとともに新たなエンターテイメントと創造し続けることで、「創る、楽しむを拡張する」と述べた。これに伴い提供しているのがオンプレミスクラウド・ライブプロダクション「Networked Live(ネットワークド ライブ)」およびクラウド制作プラットフォーム「Creators’ Cloud(クリエイターズ クラウド)」は、従来「IP Live」というソリューションがあったが、それをさらに拡張し、放送局など様々な場所ある制作環境をすべてIPで構築する。従来SDIで構築していたものIPに置き換える。ここで重要なのがフェデレーション機能というコントローラ「VideoIPath」同士を連携させる機能。今後、ユーザーの拠点ごとにIP化が進んでいくが、その拠点をネットワークで結んで、より柔軟な制作体制の構築を提供する。(全文は7月5日付け3面に掲載)