ソニー、「360VME」の測定サービス等の提供開始
ソニーは、サウンド制作用リファレンススタジオの音場環境をヘッドホンで高精度に再現する立体音響技術「360 Virtual Mixing Environment(サンロクマル・バーチャル・ミキシング・エンバイロンメント)(以下、「360VME」)」の測定サービスおよび専用ソフトウエアの提供を開始すると発表した。音楽、映画、ゲームなどにおいて立体音響コンテンツが増えている中、制作スタジオのモニター環境では多チャンネル化が進んでいる。360VMEは、ヘッドホンで多チャンネルのスタジオの音場を再現し、クリエイターが場所の制約を受けずに立体音響コンテンツ制作ができる環境をサポートする。 「360 Virtual Mixing Environment」は、サウンド制作用リファレンススタジオの音場環境をヘッドホンで高精度に再現する立体音響技術。スタジオで利用者の聴感特性などを正確に測定し、個人最適化された360VMEのプロファイルデータを作成。作成したプロファイルデータを用いて専用ソフトウエアでヘッドホン向けにレンダリングし、ヘッドホンでスタジオの音場環境を仮想的に再現する。(全文は4月14日付け3面に掲載)
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