アストロデザイン 落合陽一×日本フィルプロジェクトに機材協力 8Kでの撮影やプロジェクタによる投射も

 アストロデザイン(東京都大田区、鈴木茂昭社長)は、2020 年 10 月 13 日に東京芸術劇場にて開催される「落合陽一×日本フィルプロジェクト VOL.4《__する音楽会》(主催・企画制作:公益財団法人日本フィルハーモニー交響楽団)への機材協力を行うと発表した。 落合陽一×日本フィルプロジェクトは、「テクノロジーによってオーケストラを再構築する」というテーマのもと、2018年から過去3回にわたって音楽会を開催してきた。振動や光で表現できるデバイスとともに楽しむVOL.1「耳で聴かない音楽会」、映像や空間そのものが楽器になるVOL.2「変態する音楽会」、インタラクティブな映像を演出したVOL.3「交錯する音楽会」と、聴覚障害のある方も一緒に音楽を感じて楽しめる「耳で聴かない音楽会」などを通して、オーケストラの新たな魅力と価値を広げてきた。今年は、コロナ禍におけるオーケストラのあり方を模索し、オンライン鑑賞の新しい魅力を探る音楽会を急遽開催するもので、劇場開催と同時にオンラインでの配信が行われる。コンサート来場者は、8Kプロジェクタ他によるビジュアル演出と、コンサートホールの形状を活かした多彩な「生の響き」を楽しむことができる。一方、温リアン配信では、業界最高水準の音質(AAC-LC384kbps)と2K画質で、コンサートの臨場感をできるだけ伝えるとともに、ライブと異なるビジュアル演出を楽しむこともできる。さらに、8K映像とハイレゾ音質により何度でも楽しめる「コンサートの記録媒体」(クラウドファンディングReadyforのみで事前購入可)も用意している。 アストロデザインは同公演にて 8K カムコーダによる撮影、Tamazone Workstation による CG映像出力、8K プロジェクタによる会場スクリーンへの映像投射等の機材協力を行う。 使用機材は以下の通り。 ▽8K カムコーダ 「AA-4814-B」 ▽8K プロジェクタ「 INSIGHT Laser 37000 8K」 ▽「Tamazone Workstation AW-8800」 ▽8K クロスコンバータ「SC-8229」 ▽光伝送装置 「AT-8425/AR-8426」 公演は2020 年 10 月 13 日(火)開演 19時 終演 20時45分(予定)に行われる。場所は東京芸術劇場 大ホール。プログラムはベートーヴェン:交響曲第 7 番 第 4 楽章、藤倉大:「Longing from afar」 [ハイブリッド演奏世界初演]、ストラヴィンスキー:《兵士の物語》(組曲版・演出つき)ほか。 料金は、オンライン視聴券が6000円(税込)、コンサート鑑賞券が S:6000円 A:5,000円 25才以下&ダイバシティ席:3,500円(全席指定・税込)。