ウエスタンデジタル、M&Eのプロ向け新ソリューション
ウエスタンデジタルは、SanDiskブランドとSanDisk Professional製品ラインから新ソリューションを発表し、放送・メディア・エンターテインメント業界向けのデジタルコンテンツ・ストレージソリューションのエコシステムをさらに拡充させるという。価格はいずれもオープン。
「SanDisk Professional G―DRIVE PROJECT」は、Thunderbolt 3インターフェースに対応し、最大5台のデバイスをデイジーチェーン接続することができます。さらにUSB 3.2 Gen 2にも対応している。7200RPM UltrastarエンタープライズクラスHDDを搭載、最大22TBの容量と260 MB/秒の読み出し/書き込み速度により、要求の厳しいワークロードにも柔軟に対応し、ミッションクリティカルなコンテンツをバックアップする。日本での販売開始は10月上旬を予定している。
「SanDisk Professional G―RAID MIRROR」は、2台の7200RPM UltrastarエンタープライズクラスHDDで最大44TB(デフォルトのRAID 1では22TB)の大容量を実現。RAID 1で出荷されることで、貴重なコンテンツは2台目のドライブに自動的に複製されるため、データの冗長性を心配する必要はない。スイッチを切り替えるだけで簡単にJBODまたはRAID 0に変更できるので、別途アプリのダウンロードや特別なソフトウェアをインストールは不要。スロットに挿抜するPRO―BLADE SSD mag(別売)でコンテンツのオフロード、コピーや編集プロセスを高速、高効率で進められるという。日本では2023年第4四半期の販売開始を予定。
写真は「SanDisk Professional G―DRIVE PROJECT」
(全文は9月22日付3面に掲載)
この記事を書いた記者
- 元「日本工業新聞」産業部記者。主な担当は情報通信、ケーブルテレビ。鉄道オタク。長野県上田市出身。
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