ソニーマーケティング クラウドサービスをアップデート 解析ツールや音声解析サービスを追加
ソニーマーケティング(東京都港区、粂川滋社長)は、クラウド制作プラットフォーム「Creators’ Cloud」の各種サービスにおいて、順次、アップデートを提供すると発表した。なお、「Creators’ Cloud」の各種サービスは、幕張メッセ(千葉市美浜区)で2023年11月15日(水)から開催されたメディア総合イベント「Inter BEE 2023」のソニーブースおよびアマゾン ウェブ サービス(以下、AWS)ブースで展示された。
SaaS型の映像制作クラウドソリューション「A2 Production カスタマイズソリューション」において、11月から、最新バージョンV1.2の提供を開始する。V1.2の主な特長は以下の通り。
▽「音声解析サービスの追加」
「音源分離サービス」、「音声認識(音声文字おこし)サービス」や「盛りあがり編集」など、音声解析を中心とした解析サービスを追加。「音源分離サービス」は、ミックスされた音声情報をAIエンジンが解析し、話者、背景音楽や環境音などの音声に自動分離する解析サービス。たとえば、過去に作成した映像作品から話者(ナレーション)のみを分離するなど、アーカイブコンテンツの二次利用に役立てることができる。(全文は11月20日号3面に掲載)
この記事を書いた記者
- 放送技術を中心に、ICTなども担当。以前は半導体系記者。なんちゃってキャンプが趣味で、競馬はたしなみ程度。
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