とくしま4K+NEXT ~4K・VR徳島映画祭~ VR「KATWALKminiS」などを展示 3日間合計で2672名が参加
とくしま4Kフォーラム実行員会(事務局:プラットイーズ)は、2023年12月15日(金)・16日(土)・17日(日)に「とくしま4K+NEXT ~4K・VR徳島映画祭~」を開催した。来場者は15日が323名(高専:140名、トモニプラザ:183名)、16日は1124名(高専:871名、トモニプラザ:253名)、17日が1225名(高専:932名、トモニプラザ:293名)の合計2672名が参加した。
同イベントは、2013 年にフォーラム、2015 年に映画上映を開始して以降、日本で唯一の4K・VR 映像に特化した映画祭として開催してきた。2013年からスタートした同映画祭では、22023年も4K/8K/VR/高校生作品の中から優秀な作品を表彰し、受賞作品、ノミネート作品を上映した。
2023年も徳島の現地2会場(神山まるごと高専およびとくぎんトモニプラザ)とバーチャル会場のハイブリッドで開催した。
神山まるごと高専(徳島県名西郡神山町神領字大埜地343)では
作品上映、セミナー、VR体験・展示、授賞式、映像ビジネススパイラル、フードマルシェなどを実施した。公開ワークショップVR「Typeman」は、ヴェネチアを始め、多くの世界的映画祭で絶賛されているVRアニメーションの第一人者、伊東ケイスケ監督の作品。VR演劇は出演者だけでなく、演出やカメラ担当などが一体となってメタバース空間の舞台を盛り上げる参加型エンターテインメント。このVR演劇に初挑戦する神山まるごと高専の生徒たちが公開ワークショップを通じて創り上げていくステージを披露した。講師は、ストリートダンス全米1位に輝いた実力を持つプロダンサーのYAMATOと、プロデューサーの待場勝利。一般来場者は、VRゴーグルを装着せずに演劇を楽しんでいた。
映像ビジネススパイラルは、映像ビジネスのプロ達による、これからのビジネスを創造するためのインタレストマッチングイベント。映画、放送、配信、AIなど、映像ビジネス界をリードする講師陣によるセミナーを実施した。また、セミナー講師とクリエイターがカジュアルに話せる場として懇談会を実施した。
とくぎんトモニプラザ(徳島県青少年センター、徳島駅前 アミコ東館9階)では、作品上映、VR体験・展示、授賞式中継、地域ビジネススパイラルなどを実施した。同プラザに展示された「KATWALKminiS」は、商業用のKATVR(中国)製品で「株式会社EG」が取り扱っている。(全文は1月19日号3面に掲載)
この記事を書いた記者
- 放送技術を中心に、ICTなども担当。以前は半導体系記者。なんちゃってキャンプが趣味で、競馬はたしなみ程度。
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