JPPA新年賀詞交歓会 三上会長「三大事業をしっかり実施」 IVS41 TOWER LAB.など3社が加入
一般社団法人 日本ポストプロダクション協会(JPPA)はこのほど、ザ ストリングス 表参道(東京都港区)において新年賀詞交歓会を開催した。
冒頭、JPPA会長の三上信一氏(東京サウンド・プロダクション 社長)が、「今年の正月は能登に大きな地震があって、たくさんの方がまだ安否不明のままいらっしゃるということ、そういったことも含めまして、予期せぬ年の幕開けとなったと思っております。今でも報道で見る限り寒い中に皆さん避難されているというような状況がなかなか改善されない状況が続いています。
私達もできる限りのことを協力することができればなというふうに思います。被災された方に心よりお願いを申し上げます。そして亡くなられた方に本当にお悔やみを申し上げます。
4年ぶりに無制限で皆さんに来ていただいて、こんなに多くの方が集まっていただいた本当に久しぶりの賀詞交換会となりました。JPPAも30周年を超えまして、ますますさらに頑張って活動をしていきます。
各委員会を含め、協会の三大事業というものも今年もしっかり行う予定でございます。まず第1には、JPPAアワード、こちらはもう既に作品の募集が始まっておりますので、ぜひ皆さん多くの作品の参加をお待ちしています。
それともう一つは九州放送機器展です。こちらも九州支部が中心となって着々と準備を進めております。今日ご参加の会員のメーカーの方はぜひ新しい製品などでご協力いただければありがたいと思います。よろしくお願いします。
そして、いつもはもう1つNABツアーというものを企画しておりましたが、コロナの影響を含めていろいろまだちょっと難しいという判断のもと委員会の方で、今年は韓国を視察させていただいたらどうだろうとの提案がありました。森理事が色々研究していただいておりまして、今Netflix始め、バーチャルプロダクションで大きな進歩を遂げている韓国、その業界を見学するツアーを開催しようと思っております。事前のセミナーも用意しますので、多くの方に参加していただいて、韓国の今の現状と日本と比較してみて、更なる勉強ができるのではないかなと思っております。
本年も本当によろしく1年よろしくお願いいたします」と挨拶した。(全文は1月22日号3面に掲載)
この記事を書いた記者
- 放送技術を中心に、ICTなども担当。以前は半導体系記者。なんちゃってキャンプが趣味で、競馬はたしなみ程度。
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