AT―KC2000TにSDI入出力ボードを4枚装着した場合

パナソニック コネクト KAIROSの映像制作をより拡張 最大48入出力追加でSDI入出力ボード

パナソニック コネクト(東京都中央区、樋口泰行プレジデント・CEO)は、業務用ライブ映像制作・配信システム「IT/IPプラットフォームKAIROS」の新しいオプション商品「SDI入出力ボード AT―KC20M1G」を2月5日より発売開始し、ソフトウェア「バージョン1・6」を3月まで(2023年度第4四半期中)に提供(無償)すると発表した。「SDI入出力ボード」を装着することによりSDIでの入出力をHD/FHD時最大48入出力分増やすことができるほか、バージョンアップにより新たな機能が追加されており、ユーザーそれぞれの運用環境・撮影環境に適した、より自由な映像制作をサポートする。また、新しいオプションソフトウェア「Kairos Core Manager AT―SFCM10G」を、3月まで(2023年度第4四半期中)に発売する。
「SDI入出力ボード AT―KC20M1G」は、メインフレームKairos Core 200/2000(AT―KC200T/2000T/2000TS1)に対応し、ソフトウェアのバージョンを1・6にアップデートして使用できる。ボード1枚につき12本のSDI端子(マイクロBNC端子、入力端子8本・出力端子4本)があり、最大4枚までメインフレームの背面に装着することが可能。これにより、第二世代のKAIROSのメインフレームでSDIでの多数の映像の入出力を、外部コンバータを用いずに行え、ユーザーの用途と運用環境に応じた、より自由な映像制作を可能にするという。(全文は2月5日号3面に掲載)

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成澤誠
放送技術を中心に、ICTなども担当。以前は半導体系記者。なんちゃってキャンプが趣味で、競馬はたしなみ程度。