朋栄 VRCAMシリーズをリニューアル ノートPC運用可能なソフト版も
朋栄(東京都渋谷区、清原克明社長)は、バーチャルスタジオ/ARシステム VRCAM―NXをリニューアルし、ノートPC運用が可能なソフトウェア版の「VRCAM―Lite」と、Unreal Engineによる高画質なバーチャルスタジオ/AR運用が可能なVRCAM―NX2で構成する「VRCAMシリーズ」として出荷を開始した。「VRCAM―Lite」の希望小売価格(税別)は80万円(ゲーミングノートPC(推奨)別途必要)。「VRCAM―NX2 Proc」の希望小売価格(税別)は60万円(送出用ワークステーション(別売)と組み合わせたターンキー提供)。「VRCAM―NX2 Cont」の希望小売価格(税別)は20万円(制御用のPCが必要で、送出用ワークステーションを兼用することも可能)。いずれも発売中。
VRCAM―Liteはソフトウェアでの提供とし、1台のカメラでより手軽にバーチャルスタジオを利用できるよう、ゲーミングノートPCでの運用を可能にした。CGレンダリングエンジンはVRCAM―NX2と同様にBrainstormを採用。背景セットは約160種類のCGライブラリーから5セットまで標準で利用でき、別途購入することも可能。このCGライブラリーの利用により、CG制作コストを抑えた運用を実現できる。クロマキー合成を使用したフルバーチャル演出、バーチャル空間内で仮想的なカメラワークを行うことも可能。(全文は2月7日号3面に掲載)
この記事を書いた記者
- 放送技術を中心に、ICTなども担当。以前は半導体系記者。なんちゃってキャンプが趣味で、競馬はたしなみ程度。
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