ブラックマジックデザイン NiTRoがワークフローに採用

ブラックマジックデザインは、日本テレビグループの総合技術プロダクション、日テレ・テクニカル・リソーシズ(NiTRo)の配信スタジオ「M―CUBE」でATEM 4 M/E Constellation HD、ATEM 2 M/E Advanced Panel、ATEM 1 M/E Advanced Panel、HyperDeck Studio HD PlusやUltimatte 12 4Kなど多数のBlackmagic Design製品が使用されていると発表した。
NiTRoでは、テレビ制作の技術業務のほかに、ここ数年配信の仕事も手掛けており、2023年から稼働開始したスタジオ「M―CUBE」では、日本最大級の格闘技ゲームのeスポーツリーグの配信および収録が年間を通して行われた。
そのスタジオにメインスイッチャーとして導入されたのが、BlackmagicのATEM 4 M/E Constellation HD。コントローラーには、ATEM 2 M/E Advanced Panelを使用している。そのほか、再生や収録用にHyperDeck Studio HD Plusを4台、HyperDeck Studio HD Miniを7台、HyperDeckのコントローラーとしてHyperDeck Extreme Control、クロマキー合成用に3台のUltimatte 12 4Kと専用コントローラーのUltimatte Smart Remote 4も使用している。
同社制作技術部の岩原正明氏は、「Blackmagicのスイッチャーは弊社でもすでに別のモデルをいくつか使用していたので、安心感があり、機能面でも今手掛けているeスポーツの番組にマッチしていました。他社製品と比べてコストパフォーマンスが高く、必要な機能が揃っていたのでATEM 4 M/E Constellation HDに決めました。一番の決め手だったのが、入出力数が多いことです」全文は2月19日号3面に掲載)

この記事を書いた記者

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成澤誠
放送技術を中心に、ICTなども担当。以前は半導体系記者。なんちゃってキャンプが趣味で、競馬はたしなみ程度。