パナソニック コネクト AcroSign対応コントローラ 1台2役で効果的な情報発信を実現
パナソニック コネクト(東京都中央区、樋口泰行プレジデント・CEO)は、デジタルサイネージソリューション「AcroSign(アクロサイン)」に対応したチューナー搭載コントローラーを2024年3月より発売すると発表した。価格はオープン。
昨今、自治体や公共エリア、駅・空港などの様々な業界で、案内や広告などの情報伝達に使用しているデジタルサイネージを活用して、テレビや自主放送の中継映像を利用したリアルタイムの情報発信ニーズが高まっている。例えば、地震や台風の接近、洪水など災害発生時には、テレビの緊急ニュースを利用した防災目的のリアルタイムな情報発信で避難情報や注意喚起をするニーズや、自主放送システムを利用した中継映像(河川監視カメラ、スポーツイベント、公営競技場、議会中継など)を施設内に放映するニーズなど、デジタルサイネージを利用した情報発信の用途が拡大している。一方でこれらの用途を実現するためには、地上デジタル放送やケーブルテレビ放送、自主放送をデジタルサイネージに表示する必要があるため、従来のシステムでは、サイネージコントローラーとは別に専用のテレビチューナーが必要となり、設置場所の制限やコストの増加、リモートでの運用方法などが課題となっていたという。(全文は2月28日号3面に掲載)
この記事を書いた記者
- 放送技術を中心に、ICTなども担当。以前は半導体系記者。なんちゃってキャンプが趣味で、競馬はたしなみ程度。
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