シンクレイヤブース

シンクレイヤ スマートかつ高速な通信環境を実現

シンクレイヤは、既設集合住宅の対応をテーマに「ケーブルテレビテクノフェア in Kansai 2023」に出展し、スマートかつ高速な通信環境を実現するソリューションとして、屋内用小型OLTなどを展示。また、10Gへのスムーズな移行やFTTH構築手法に焦点を当てたセミナーも開催した。
屋内用小型OLTは、棟内に張り巡らされた光ファイバーを棟内PONとしてネットワーク化できる
分散サブセンターも紹介した。屋外用光増幅システム(光増幅器および電源ユニット+監視ユニット+光切替ユニット)、屋外用ブレードOLT(EA5801S)、リチウムイオン蓄電池モジュール、UPSモジュール、変圧器盤などを組み合わせたもので、災害時などでポール1本を点てるだけで光回線を確保することができる。また、小規模エリアにも対応できる。
昨年も展示したAR技術も引き続き展示した。今回はARを活用した地域活性化webサービスを紹介した。地域のユーザーは身近に感じやすい先進技術としてARに着目しており、地域DXに繋がるサービスとして提供するもの。ケーブル局向けで非常に好評であり、個別に対応することできめ細やかなサービスを実現できるという。(全文は3月8日号3面に掲載)

この記事を書いた記者

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成澤誠
放送技術を中心に、ICTなども担当。以前は半導体系記者。なんちゃってキャンプが趣味で、競馬はたしなみ程度。