日本ケーブルテレビ連盟が定時総会

一般社団法人日本ケーブルテレビ連盟(JCTA、東京都中央区、今林顯一理事長)は、6月14日に東商渋沢ホール(東京都千代田区)で、第52回定時総会を開催した。総会終了後、同ホールで第20回「一般社団法人日本ケーブルテレビ連盟 功労者表彰」贈賞式、東京會舘3階「ローズ」で懇親パーティーを催した。

2023年度事業報告を村田太一専務理事が行った。発言要旨は次の通り。
主な取り組みは①業界としての社会的役割の遂行、信用力向上に向けた取り組み②業界の利益確保・プレゼンス向上及び情報共有に向けた取り組み③ケーブルテレビ業界の競争力強化への取り組み―である。
ケーブルテレビ業界の競争力強化への取り組みでは、新サービスの推進及び業界連携の強化で、「2030ケーブルビジョン」の推進を挙げた。2021年6月の「2030ケーブルビジョン」発表から2年経過し、この間のテクノロジーの進歩など周辺環境の変化や、アクションプランの進捗なども踏まえ、6月に「2030ケーブルビジョン第2版」として改訂版をリリースし、ホームページ上でも公開。業界内外へビジョンの浸透を図った。
「2030ケーブルビジョン」の理解促進と現状認識の場として、2021年度、2022年度に続き、支部ごとに「2030ケーブルビジョン意見交換会」を実施。今期は、支部ごとに状況が違うことも踏まえ、支部ごとの要請テーマに応じたプログラム内容とした。
戦略推進委員会の2023年度事業報告は次の通り。
①「2030ケーブルビジョン」の実践を推進、業界共通アイテムの対応、実践②業界戦略としてフォーカスすべき中長期重要テーマの選定、戦略検討等③「産業としてのブランディング」推進―である。

写真は定時総会のもよう

全文や6月24日付け4面に掲載

この記事を書いた記者

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田畑広実
元「日本工業新聞」産業部記者。主な担当は情報通信、ケーブルテレビ。鉄道オタク。長野県上田市出身。