ソニー、新マルチパーパスカメラ
ソニーは、グローバルシャッター機能を備えた2/3型3板式4Kイメージセンサーを搭載し、小型軽量で設置場所の自由度の高いマルチパーパスカメラ「HDC―P50A」と、その関連オプションライセンスを今年12月に発売すると発表した。希望小売価格は「HDC―P50A」が418万円(税込)、IPインターフェースソフトウエア「HZC―SFP5A」が88万円(税込)。
同機は、オプションライセンス「HZC―SFP5A」と組み合わせることで、「HDC―P50A」から直接、SMPTE ST 2110でのIP出力が可能で、「AMWA NMOS(Networked Media Open Specifications)」にカメラ単体で対応できる。ハードウエアを追加することなく直接IPでの出力が可能で、IP Tallyにも対応しているため、IPスタジオ内のコンパクトなカメラとして活用できるほか、IPカメラエクステンションアダプター「HDCE―TX50」や、カメラコントロールユニット「HDCU―5000」「HDCU―5500」に接続することで、IPでの入出力と、ハイフレームレートでの出力も可能となる。
IP伝送に対応することで、ライブ制作ソリューション「Networked Live(ネットワークド ライブ)」で提供する商品とも連携できる。カメラコントロールネットワークアダプター「CAN―2」と接続し、カメラを遠隔から一元監視して運用を省人化するなどの活用が可能。
(全文は9月11日号3面に掲載)
この記事を書いた記者
- 放送技術を中心に、ICTなども担当。以前は半導体系記者。なんちゃってキャンプが趣味で、競馬はたしなみ程度。
最新の投稿
- 実録・戦後放送史2024.11.20「ファイスナー・メモ②」
- 放送2024.11.20NHKテクノロジーズ、「クリエイティブコンプレックス」参画
- 放送2024.11.20MPTE AWARDS 2024、大賞は「ゴジラ―1・0」
- レポート2024.11.18【速報InterBEE】デル・テクノロジーズ 「まずはデータの棚卸し・属性把握をせよ!」