池上通信機、監視カメラシステム納入

池上通信機は、岩手県競馬組合が運営している盛岡競馬場および場外馬券発売所であるテレトラック3場向けのHD IP監視カメラシステムを、山口シネマ経由で納入したと発表した。すでに全場で稼働している。
岩手県競馬組合は、盛岡競馬場/水沢競馬場および県内外にある12場の場外馬券発売所を運営している。
このたび、盛岡競馬場およびテレトラック種市/テレトラック宮古/テレトラック安代に設置された監視カメラシステムが老朽化したため、場内外の安心・安全を見守る映像システムとして更新した。今回、盛岡競馬場へ納入したHD IP監視カメラシステムは、これまで水沢競馬場でも運用されているフルHD ドーム型コンビネーションネットワークカメラ「IPD―SP210T―A」(吊り下げタイプ)に加え、フルHDドーム型 コンビネーションネットワークカメラ「IPD―SP210U―A」(埋め込みタイプ)等で構成されている。どちらもパン・チルト・ズーム機能装備で、フルHD 高解像度の映像出力が可能となっている。
山口シネマには、競馬場を中心に放送システムや監視カメラシステム等を多数導入されており、これまでの納入実績からIkegami製品の性能のみならず保守サービス体制にも高い信頼を寄せられているという。
池上通信機は、これまで放送市場やセキュリティ市場等で培ってきた映像技術を用いて、さまざまな分野におけるユーザーの要望に適したシステム構築ならびに充実した保守サポートを提供していくとしている。(全文は11月6日号3面に掲載)

盛岡競馬場

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この記事を書いた記者

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成澤誠
放送技術を中心に、ICTなども担当。以前は半導体系記者。なんちゃってキャンプが趣味で、競馬はたしなみ程度。