池上通信機、韓国SBSよりカメラシステム受注

池上通信機は、韓国のテレビネットワークSBSメディアネットより4K/HDポータブルカメラシステム「UHK―X700」を32式受注したと発表した。メジャーゴルフトーナメントのライブ中継等にて運用される。
ソウル西部・麻浦区に位置し、1999年に運営を開始したSBSメディアネットは、SBSメディアグループの系列会社で、7つのチャンネルを運営し、エンターテインメント、音楽、スポーツ、ライフスタイルなどさまざまなジャンルの人気番組を放送している。多彩なコンテンツの提供により、韓国のエンターテインメント産業の発展に重要な役割を果たしてきた。
UNICAM XEシリーズのフラッグシップモデルとなる「UHK―X700」は、スタジオや中継運用向けに設計されており、3板式 2/3型CMOS センサーを搭載し、ローリングシャッター歪みやフラッシュバンドが発生しないグローバルシャッターを採用。高品質な映像を提供する。今回、「UHK―X700」のもつ色再現性や画質等の映像のクオリティーと運用上の汎用性が屋外のライブ放送条件下でも効率的かつ効果的に発揮できることが高く評価され、32式の採用に至ったとしている。

(全文は11月22日号に掲載)

トップ画像は「UHK―X700」

この記事を書いた記者

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成澤誠
放送技術を中心に、ICTなども担当。以前は半導体系記者。なんちゃってキャンプが趣味で、競馬はたしなみ程度。