ブラックマジックデザイン、花王キュレルのウェブCMに採用
ブラックマジックデザインは、花王のスキンケアブランドのひとつであるキュレルのウェブCMの撮影にBlackmagic Cinema Camera 6Kデジタルフィルムカメラが使用され、ポストプロダクションにDaVinci Resolve Studio編集/カラーグレーディング/VFX/オーディオポスト・ソフトウェアが使われたと発表した。
キュレルは花王が提供する、20年以上続く老舗のスキンケアブランド。同ブランドは、パリ五輪のスポーツクライミング日本代表である楢崎智亜選手が出演するウェブCMを制作した。同作の監督をつとめたのは、昨年もキュレルのウェブCMを手がけたShuma Jan氏。
今回の撮影では、Blackmagic Cinema Camera 6Kを使用し、編集とグレーディングをDaVinci Resolve Studioで行った。
Shuma氏は、「BlackmagicカメラはPocket Cinema Cameraシリーズから使っていて(画質が)綺麗だと思っていたんですが、Blackmagic Cinema Camera 6Kでフルフレームになってから、カラーセンサーが変わったわけではないのに、さらに綺麗になったと感じました。
撮ったそのままでも、グレーディングをしても階調が繊細になったように感じます。ローパスフィルターのおかげで偽色も低減されたので、より素直で上質なルックになりました。今回、Blackmagicのカメラをよく使っているカメラマンにお願いしたんですが、Cinema Camera 6Kの画質にテンションが上がっていました。ずっとBlackmagicのカメラを使っていた人ほど感動があると思います」と語る。
(全文は1月17日号3面に掲載)
トップ画像は楢崎智亜選手
この記事を書いた記者
- 放送技術を中心に、ICTなども担当。以前は半導体系記者。なんちゃってキャンプが趣味で、競馬はたしなみ程度。
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