伊藤忠ケーブルシステム 集合住宅向け高速同軸モデム「HCNA」

 伊藤忠ケーブルシステムは、「スマートシティ構想を実現する為のインフラサービス」をテーマに、「ケーブルテレビテクノフェア in Kansai 2025」に出展した。
 主な出展製品は以下の通り。
 ▽FTTH設備「XGS―PON/25G―PON」筐体展示
 ワールドワイドで展開しているNOKIA社製「XGS―PON」は、GーPONのシャーシをそのまま活用することで、2・5Gと10Gのサービスを平行運用しながら段階的に高速化できる特徴を備えている。
 ▽集合住宅向け高速同軸モデム「HCNA」
 光サービスの引き込みが困難な集合住宅に対しても高速ネットワーク構築が可能となるHCNAを紹介した。同製品は、同軸ケーブル上にイーサネット信号を変換し伝送するシステムで、既設同軸ケーブルを利用した家庭内LAN及び構内LAN(含む集合住宅等)を構築できる。接続方法は、MasterとClient(親と子)にて行い、1:Nの接続が可能。1台のMasterで管理できる最大Mac数は253。
(全文は3月3日号に掲載)

この記事を書いた記者

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成澤誠
放送技術を中心に、ICTなども担当。以前は半導体系記者。なんちゃってキャンプが趣味で、競馬はたしなみ程度。